●私的に常識じゃないですか

f0234728_061629.jpg自分はこの四月よりある講座に通っている。講義は複数の講師によって進められる。

ある日のこと、担当の講師が時間になっても現れない。
予定時間が20分以上過ぎた頃、係の人が「講師の体調が悪くなったので、今日は休講にします」と言った。

(ええええ!)私はその日、最悪の体調だった。だけど第一回目の講義だったので、休むわけにはいかないと思い、這うようにして(!)来たのだった。家から会場まで約1時間半。それなのにそれはないでしょ!当日、体調が悪くなったとしても、もう少し早く連絡できるはず!予定時間が過ぎてから連絡するなんて!と講師の非常識に腹がたってきた。

次の週に、講義があった。
当然、講義前に前回の休講のお詫びからはいるものと思っていた。ところが、現れたその人は悪びれもなく「時間がありませんので、すぐ本題に入ります」。
またまた、私は(ええええ!)
まずあやまるのが常識じゃないですか

講座が始まった。
面白い!聞いている人を飽きさせず2時間。ジョークの連発で笑わせながらも、重要ポイントをきちんと押さえている。講師の作ったテキストが他とはちょっと違っていた。本文とチェック問題からなるテキストは、問題の答えはその本文に載っていることが多い。ところが、本文をいくら探しても答えが見当たらない。彼は問題の解説をしながら、知識を補い生徒の理解を深めていく。

彼はこう思ったのではないだろうか。
代講を用意したのだから、もうグタグタと謝る必要はない。弁解するのは時間の無駄。その分、充実した講座にすることが講師の務めだと。
もしこう考えたとすれば、日本人離れした思考だ。聞いて損はないぞという自信もあるのだろう。
彼の話の内容や経歴からも、外国生活の経験や外国人との交流が多いのだろうと推測できた。

話は違うが、人に御馳走になった時、私たちは帰り際に「今日は御馳走様でした」と言う。そして、次に会った時「この間は御馳走様でした」と言うのが普通だろう。うっかり言い忘れると、私なぞ「あ!しまった!この間のお礼を言いそびれた!」と思う。ところが、中国人はそうでないらしい。次に会った時にお礼を言うと(お礼はこの間言ってもらったのに、また御馳走してくれとういう催促か)と気を悪くするらしい。


お礼もお詫びも、その場で完結しないのが日本人的なのかもしれないと思った、"私的に常識じゃないですか<休講事件>"であった。



ところで最近、よく耳にするじゃないですか、"的"と"じゃないですか"。これは、またの機会に018.gif
by feliza0930 | 2010-05-24 00:26 | ・LIFE | Comments(2)
Commented by SP at 2010-05-25 16:20 x
すっごく昔に一度だけ通訳をしたことがある。実力も全く無い私がするべきではなかったと今でも恥ずかしくなるが、その時は、日本語をドイツ語にした。会話の中で日本人は、何度もお礼を言っていた。ドイツ人は、一度言ったらその後にあまり言わない。だから通訳をするときに、何度も「Danke schoen!!」(ドイツ語にありがとうの意味)を言わなくてはいけなくて困った。
別の話で、ドイツ人にお礼の手紙を書くときに、何度もお礼の言葉を書いていたら、添削してくれたドイツ人が、こんなに感度も書かなくても気持ちは通じる!といってお礼の文章を削除した。
Felizaさんの文を読んでそんなことを思い出した。
でも、やはり代講があろが無かろうが、講師はその参加者達の時間を無駄にしたことに関しては、やはり謝るべきだと思う。国によって常識は違う。でも日本で教えている限りには、それって常識じゃ無いですかぁ???って思うのは普通だと思うけれど。ねぇ~
Commented by feliza0930 at 2010-05-26 09:10
講師が謝らなかったのは、外国生活経験(?)かもしれないけど、もしかしたら学者社会に生きている人だからかもしれない、それとも個人の性格によるものかもしれない。いずれにせよ、隣に座っていた人はサラリーマン社会ではあり得ないと言っていました。

あ、でも代講には無条件で出席もらえることになりました。