●ニューハーフショー~タイ旅行②

タイ旅行でしたいことの一つはニューハーフショーを見ることだった。
タイのニューハーフは女性顔負けに美しいらしい。ニューハーフショーは男女問わず人気のエンターテイメントだと、航空券を手配してもらった旅行代理店の人も言っていた。

宿泊ホテルで申し込んだら、マイクロバスが迎えに来た。
渋滞でどうなるかとやきもきしたが、何とか間に合った。
ホテルの地下がショー会場だった。客の中には子供もいる。
案内された席に着席すると、飲み物をもってきてくれた。
ショーは思っていたのと違っていた。出演者には女装していない男性もいた。タイの男性は小柄な人が多い気がする。それともこの世界に飛び込む人が小柄なのか。
ニューハーフは体をいじっている人とそうでない人がいるようだ。顔もいかにも元男性という人も、華奢でかわいらしい人もいる。皆しっかり化粧している。果たして素顔はどうなのだろうか。
大柄なニューハーフに小柄な男性ダンサーのペアはちょっと変な気がした。

ショーは各国の歌とダンスが中心のミュージカル仕立てだ。いろいろな国からの客がいるのでコントはあまりない。司会進行は英語だ。
歌は口パクだが、ダンスはなかなかのものだ。男性役がばく転もする。日本の歌と振り付けには文句を言いたい。着物モドキの珍妙な衣装の演歌だ。美空ひばりの「川の流れのように」も変な演出だった。これじゃ日本のイメージが悪くなると私は本気で心配している。
韓国は『アリラン』と、今時のガールズユニットの『ワンダーガール』というのに。
アメリカはミュージカル『シカゴ』、マリリンモンローも出てきて欧米人客を喜ばしていた。
きっちり1時間半楽しませる。なるほどこの内容なら子供が見てもOKだ。ショー後には出演者たちは出口で客との記念撮影に応じていた。
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タイにはニューハーフが出てくる映画がいくつかある。
ショーを見る限り、ニューハーフが市民権を得ているようにもみえる。
しかし、容貌はもちろん身体能力が高くないとショー社会で生きていくのは難しそうだ。それも若い時限定だ。40代、50代になったら彼らはどう生きていくのだろうか。ホルモン注射をうち続けるのは、お金がかかるだろう。整形手術も一度で済むまい。
女性として生き続けるには膨大な費用がかかるだろうし、さりとてやめてしまえば男性に戻る。いや、もう戻れないかもしれない。男性とも女性ともつかない中性になるのだろうか。
彼らの行く末も気になった。そもそもタイになぜニューハーフが多いのだろうか。
兵役やお寺での修行が義務のマッチョな(?)世界の裏返しなのか。誰か教えてほしい。
by feliza0930 | 2010-08-02 12:24 | ・TRAVEL | Comments(0)