●アユタヤ遺跡~タイ旅行③

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アユタヤはバンコク郊外にある世界遺産の遺跡だ。
普通、ツアー利用かタクシー利用で観光する場所だ。
しかし、私はあえて列車で行き、駅でレンタサイクルを借りる計画を立てた。

列車の駅はホテルの最寄り地下鉄駅から二つ目の地下鉄駅に隣接している。地下鉄駅はホテルから1分だ。駅から至近距離だからこそ、このホテルをとったのだ。タクシーばかり乗っていてはメリットがない。
しかし一日11本の列車。乗り遅れたら大変だ。朝ご飯はホテルにランチボックスにしてもらって6:30出発。
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何事にも用意周到でない私たち。下見していないので、駅まで1分がBTS(スカイトレイン)駅の方に間違って行きそうになり、数分ほどかかってしまった。プラットフォームも、不親切な駅員さんのせいでよくわからず、上ったり下ったりして時間を食う。焦る。結局、人に尋ねてようやく地下鉄に乗り込んだのが6:40。地下鉄を降りてから列車の駅まで走る、走る。やっと見つけた切符売り場。6:55。セーフだ。「7:00発アユタヤ行き2枚」と言う。「40バーツ(100円)」あまりの安さに聞き間違いだと思った。

列車は"旅する気分"を味わえる。冷房はないが、全開の窓から入る自然な風が気持ちよい。
窓から見える人々の生活。線路を歩く人、物を売る人。ご飯を食べる人。ゴミの匂い。人の匂い。寝そべる猫。線路も生活の場だ。
バンコクから遠くなるにつれ停車駅も少なくなり、電車の速度も速くなる。
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8:45。アユタヤ駅に着いた。
レンタサイクルは一台しか残っていなかった。どうやら今日から学校の夏休みが始まったためらしい。

ガイドブックを開くと、寄ってくるトゥクトゥクの客引き達。昨日、乗るまいと誓ったのだが、他に手段がない。ガイドブックに載っている相場より安くすると言うので、仕方なく再びトゥクトゥクに乗ることにした。
アユタヤは広い。後で聞いたのだが、夕方に自転車に乗っていると野犬が追いかけてくることがあるそうだ。昼間はあまりの暑さで、犬たちはグタっとしているのだが。
自由に自転車に乗れたり、歩いたりできる日本はつくづく平和だと思った。

トゥクトゥクで遺跡を巡り、最後にエレファントパークで象に乗った。
象に乗るなんていかにもだなぁと内心思ったが、これがなかなかよい。象の背中に乗って広大な公園や遺跡を周り道路を横切る。象の身長は高い。揺られながら上から風景を見下ろすのは気持ちがよい。心なしか風も感じる。
私たちが乗った象の象遣いは年配の人だったが、象の背中の上で赤い上っ張りを着て客待ちしている象遣いの中には若い青年もいた。彼らは一日の大半を象の上で過ごすのだろうか。

昨日のことがあるので心配したが、その日のトゥクトゥクの運転手には何の問題もなかった。飲料水を買ってくれたりして気を使ってくれる。トゥクトゥクにもいろいろな人がいるとわかり、少し安心した。

山田長政記念館のおみやげ店の店主(日本人)が「アユタヤのトゥクトゥクはバンコクと違って悪質なのは少ないですよ。」と言う。都会で生活すると人の心がすさんでくるのだろうか。
トゥクトゥク運転手は客が観光している間、暇じゃないだろうかといらぬ心配したが、仲間とおしゃべりをして過ごすようだ。タクシーにせよ、トゥクトゥクにせよ人を待たせて観光するのは居心地が悪いが、郷に入っては郷に従えだ。タイでは仕方がない。何しろ大抵の観光スポットに行くのに、車で○○分かかる所ばかりなのだから。炎天下では何時間も歩けない。

あまりの遺跡群でこれ以上見ても頭に入らないと、時間で切り上げアユタヤ駅に行ってもらった。バンコク行き切符を買ったら行きより10バーツ安い。
定刻より数分遅れていたせいだろうか。そのおかげで予定より一本早い列車に乗ることができた。
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しかし、まるで戦後の舞台の映画のように列車の乗降口のステップに人が鈴なりに乗っている。
うへ~、これで2時間近くは勘弁、振り落とされると思ったが、後ろから人が乗ってくるので引き返せない。押されるままに車両に入ったら中はそれほどは混んではいなかった。が、もちろん空いた座席はなかった。
しかし一人の男性が親切にも席を譲ってくれた。
コトコト揺られると自然、コックリコックリしてくる。タイの電車は、飲み物やお弁当売り以外にはおしゃべりの声があまり聞こえてこない。

地下鉄5分-15バーツ
BTS(スカイトレイン)20分-40バーツ
列車1時間40分-(行き)20バーツ
           (帰り)15バーツ
列車の運賃はなぜこんなに安いのだろう。

バンコク駅に着き、駅構内2階のカフェでコーヒーとドーナツを頼んだ。タイのコーヒーに外れはないようだ。美味しいコーヒーを飲みながら、駅構内を様々な人が行き交うのを眺めた。
駅の天井にも国王の大きな写真が飾ってあった。
by feliza0930 | 2010-08-02 14:29 | ・TRAVEL | Comments(2)
Commented by SP at 2010-08-04 12:23 x
タイでは、国王と王妃がすごく国民から愛されているから、王妃の誕生日とかは、国中?に王妃の写真やポスターが貼り出されるんだよ。若いころから現在まで、ポスターは様々。昨年8月に行った時も、ちょうど誕生日頃だったらしく、デモも一時休止され、国民全体で祝っていたよ。
Commented by feliza0930 at 2010-08-04 22:48
>>SPさん 街中に国王と王妃の写真があったのは誕生日前だったからなのですね。ということは誕生日前後はタイは安全かもしれませんね。半分覚悟していたけど、デモ隊見ませんでした。空港閉鎖されなくて無事に帰られてよかったです(^_-)-☆