●トゥクトゥク再考~タイ旅行⑩

タイでトゥクトゥク詐欺にあった。
私のように詐欺にあった人がいるかどうか、得意の(笑)ネットでググってみた。
すると、出てくる、出てくる、ワンサカワンサカ、体験談。
海外旅行者のバイブル『地球の歩き方』にも載っているというじゃありませんか。

私は我が国ニッポンで横行する『振り込み詐欺』と比べてみた。
どちらも情報弱者がターゲット。方やお年寄り、方や言葉に不自由な旅行者。
違うところは『振り込め詐欺』は次々と新手の騙しを編み出し進化している。対して『トゥクトゥク詐欺』は登場した10年前とほとんど手口が変わらない。それで騙されるのも騙される方なのだが、当方は土地に不案内な外国人だから仕方がない。
だが、観光王国、タイよ。それでいいのか。タイの評判を下げているというのに、手をこまねいて見ているだけか?
ここでトゥクトゥク詐欺の手口をまとめてみよう。
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1.バンコクの王宮、ワットポー前に集中して出没。
(バンコクのトゥクトゥクはトラブル率高し)
ガイドブックをもってウロウロしている観光客に近づく。

2.「お祈りの時間で中をみることができない」と声かける。「その間、格安でトゥクトゥクでお寺を3ケ所くらいまわる。(連れていくお寺はかなりショボイです(笑))」「(政府直営の)宝石店に寄る」滞在時間に余裕があれば「イージーオーダー店に寄る」
2’.お寺にグループの一味が待ちかまえている場合もあり。

3.ガソリンを入れるという口実で連れて行った店で待たせる。
呆れるほどワンパターンですね!

詐欺グループは複数あり、各々の宝石店とイージーオーダー店と提携(つるむ)しているようだ。
私達が連れていかれた店は大きくて立派だったが、そうでない店もあるらしい。
客を連れていくと、運転手は店からガソリンクーポンをもらう(ガソリンを入れるというのはあながち嘘ではなかった)。売り上げに応じて店からバッグマージンをもらう。
粗悪な宝石、注文した生地と違う等の被害報告あり。さすがに偽物をつかまされたり、カードスキニングはないようだ。応用編(?)としてトゥクトゥクが、勝手に高額レストランやディナークルーズに連れていくケースもあった。

トゥクトゥクではないが、トランプ(賭博)詐欺もある。
親しげに近づき家に連れていき、トランプをして巻き上げる。この話はタイに旅行した友達からも聞いた。

トゥクトゥクを使わず体一つで(?)言葉巧みに近づいて、宝石店やイージーオーダー店に連れていく詐欺師もいる。こうなると客引きとどう違うかという話だが・・
明らかにわかる嘘をつく詐欺師に遭遇した人もいた。元ユニセフ職員と称した詐欺師、娘が奈良女子大に留学しているという関西弁を話すおばさん詐欺師ペア。想像するとちょっと笑えますね。

インターナショナルシティー、バンコクはまるで詐欺師のデパート。
しかし、ヨーロッパで耳にするパスポート狙いの首締め強盗、ケチャップをかけたり、周りをぐるりと取り囲む強盗ほど極悪ではない。チョイ(?)悪で小ずるい紳士たち。
バンコク、どうやら様々な詐欺師たちが棲息するかなりファンシーな街のようだ。

これから行く人、注意しましょう。
それでもまんまと騙されたら・・・
授業料と思いあきらめましょう。そして彼らのバイタリティーに感心しましょう。
これも『旅の思い出』です。
それも絶対に忘れ得ない『特上の思い出』になることを120%保証いたします。

(*似たことはどこでも起きていると思いますが、他のアジア諸国の詐欺事情は詳しくないのであしからず)
by feliza0930 | 2010-08-21 09:45 | ・TRAVEL | Comments(2)
Commented by SP at 2010-08-21 23:58 x
私が昨年の夏に行ったタイで引っかかりそうになった詐欺は、娘が東大に行っていて、自分(詐欺のおばさん)はシンガポールの有名な病院で働く看護婦。ご主人は海外で働く人・・・とか言う設定だった。

前日の夜にナイトマーケットでお金とパスポートなどすべてを掏られて、週末の今日は大使館もやっていない(このあたりも変!!)ので、お金を貸して欲しいというものだった。あまり上手でない日本語と英語。私も英語は殆ど出来ないので、その英語を駆使して何とか話をした。途中からおかしいと思い、ご馳走すると言ったコーヒー代のみお返しして、とっとと逃げてきた。お金が無いのにコーヒーをおごるなんて変。それにすぐ気が付かない私もボケだけれど・・・。自分だけはだまされないって思っていたおごりがあったのかもって今も思う。実害は無かったので、まぁ良しとしよう~。
それにしても、いろんな手を考えるなぁと感心してしまう。
Commented by feliza0930 at 2010-08-22 10:22
失恋したアーティストはそれを糧に曲をつくる、小説家は小説に、私はトゥクトゥクをネタにblog書けました。今になってみるとタイの詐欺師は実に面白い。いっぺん隠しカメラでドキュメンタリー番組作りたいほどです。
でも彼らは悪いことだと思っていないでしょうね。私が乗ったトゥクトゥクの運転手、ちゃっかり夫とのツーショット写真におさまっていました(笑)。ワットポーに着く約束時間に遅れそうだったので、必死な形相でトゥクトゥク飛ばしてくれましたよ。
今度、もし王宮に行って(行かないと思うが(笑))トゥクトゥクに「お祈りの時間だから中を見れないよ」声掛けられたら「知っていますよ」と答えよう。「その間、別のお寺を安く案内してあげよう」と言われたら「ありがとう。でもこの間、充分見学したし、おまけに洋服屋さんまで連れてくれたから今回はパスするね。」と言いたいな。