●世界遺産巡り~香港・マカオ旅行⑦

マカオ最古のお寺、教会、劇場、細い坂道を下りながら見て歩く。一つ一つが世界遺産だと思っていたので私たちは「世界遺産ってずいぶんハードル低いんだね」という感想をもってしまった。東大寺とは規模が全く違う。「え!これだけ?」拍子抜けしてしまうのも少なくなかった。確かに古い街並みに忽然と現れるポルトガル風の建物。しかしペンキ塗りたてのような鮮やかな壁は歴史を感じさせなかった。中国返還となり、中国が政治力を駆使しマカオ観光目玉にと世界遺産を大量に認定させたのではないか。だがそうではなかった。広場8箇所、22個の歴史建造物が一つの世界遺産だった。マカオ歴史市街地区は中国31番目の世界遺産となり、中国は世界で三番目に多く世界遺産を持つ国となったのである。
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ともかく世界遺産巡りにすっかりテンションが下がった私たちだった。だが翌日訪れた聖ポール天主堂跡こそ、世界遺産にふさわしい歴史建造物だった。三度の火事で焼け残ったファザード(建築の正面部分)は威厳をもってマカオの中心にそびえたつ。歴史市街地区のシンボルだ。まわりには土産屋や屋台がぎっしり並ぶ。日曜日とあって押し合いへし合いの人混みになかなか前に進めない。ようやくファザードに着く。ファザードの背面には階段があり、石段を上がってくる豆粒のような人々が見ることができる。巡礼地巡り?善光寺参り?
天主教芸術博物館と納骨堂をゆっくり見たかったのだが、ショーの時間が迫っている。
天主堂前でラッキーなことにタクシーを拾えた。
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*世界遺産に政治が関連するのではという推測はあながち当たらずといえども遠からずかもしれない。台湾には一個も世界遺産がないからだ。二つの中国問題は世界遺産まで及んでいる。
*マカオ世界遺産歴史建造物を全部見ているわけではないのであしからず。
by feliza0930 | 2011-08-27 18:27 | ・TRAVEL | Comments(0)