●とうきょう①

「とうきょう~」「とうきょう~」。ホームのアナウンスが鳴り響く。
新幹線を降りる。
ブルブル、さ、さむい。まるで真冬。寒波がきたようだ。凍え死にしそう。家を出かけた時はあんなに青空で暖かかったのに。
買ったばかりのコバルトブルーのコートが恨めしい。スカートは薄手の白っぽいプリーツ。
だって今日は3月30日だもん、ヒートテックのシャツは脱いできた。

f0234728_0234946.jpg東京駅構内にできたユニクロ。入ろうか入るまいか・・
だけど家には何枚もある。買うのは我慢しよう。

改札を出る。新しく生まれ変わった東京駅。見上げる。ステンドグラスが美しい。だが天井の高さがより寒さを感じさせる。あまりに寒くてカメラを鞄から出す気力も出てこない。
それでも記念にと、かじかんだ手で携帯で一枚だけ撮る。
通りゆく人々は背中を丸めポケットに手を突っ込んでいる。セーター、ダウン、ウールのマフラー、ブーツの冬装束。黒、グレー、こげ茶、暗い色で埋め尽くされた街、東京。
浮いている私。色のもつパワーをこの時ほど思い知った時はなかった。
夏の空のような真っ青な色は見るだけでなく、身にまとっても寒さが増す。
ああ、暖かいセーターが欲しい。マフラーが欲しい。

ああ、私って東京と相性が悪いのよね。
いっつも天気が悪い。去年も雨だった。
東京の桜はこの寒さでどうなるのだろうか。

ホテルに着いてチェックインする。
部屋に案内してくれたスタッフが「昨日までは暖かったのですけどね。今日は最高気温が12度、最低が8度なんですよ。明日はもっと寒くて最高が8度と言っていますよ」
たまにしか来ないのになんたる不運。
どうせ私が帰った次の日はお天気なんでしょうが・・・
いつものことと諦めの境地。
by feliza0930 | 2013-04-05 00:28 | ・TRAVEL | Comments(0)