●真っ赤な太陽~インドへの道②

心配していた台風25号の影響もなく、飛行機は無事、成田を飛び立った。
席は、友人のアドバイスに従い進行方向に向かって右側を取った。
ヒマラヤ山脈が見えるというのがお勧め理由だった。
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アテンダントが客席を回っている。
「機長によりますと、あの辺りがヒマラヤ山脈だということです。ご覧になれますか?」と指をさす。真っ青な空に、雲がぷかぷか浮かんでいる。
指した指先に目をやる。そう言われれば、遥か彼方に山頂が見えるような気がする。

インドへの道はビザを取ることから始まった。
自分で取る、代行業者に頼む、方法はいろいろあったが、結局、時間とリスクを考えチケットを予約した代理店に頼んだ。担当者に「万が一、ビザが取れなくても返金しません」と脅かされたが、案ずることはなかった。

ヒマラヤを通り越したらインド到着はもうすぐだ。
気持ちが高ぶる。
友達からインドのことはいっぱい聞かされていた。でも自分で見るのとは違う。「百聞は一見にしかず」と言うではないか。
インドを旅すれば、インドを大好きになるか大嫌いになるかどちらからしい。私はどちらだろうか。

愛想のよい入国審査の人だった。「こんにちは」「おはようございます」「ありがとうございます」。まるで知っている日本語を全部使っているかのようだった。

空港には友人のご主人が迎えに来てきていた。
ご主人は待たせてあった車に私たちのスーツケースを入れてくれた。
すでに夕方になっている。日本では見ることができない大きな真っ赤な太陽が沈みかけていた。
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by feliza0930 | 2013-11-05 19:57 | ・TRAVEL | Comments(0)