2017年 05月 04日 ( 1 )

ナビのよいところは、知らない場所でも迷わず行けるという点であることは間違いない。

先日、香港から友人夫婦が来た。
彼らは日本の桜を愛でる目的で、3週間京都に滞在した。
「3週間あれば、早く咲いても遅くても大丈夫でしょ?」と日本に来る前、言っていた。
その言葉通り、京都の桜はおろか、奈良吉野、大阪と桜の名所をくまなく見たようだった。今では香港人の彼らの方がよっぽど私より桜の名所に詳しくなっているはずだ。

さて、彼らと京都で待ち合わせした。
行先は桜ではないが、伏見稲荷だ。外国人旅行者No1スポットであるというのは勿論、彼らはチェック済みである。

伏見稲荷の帰りに、月桂冠博物館に寄ることになった。
博物館は最寄駅から少し歩いた所にある。方向音痴の私は地図を見てもよくわからない。
そこでナビ遣いの名人である彼らの後を付いて歩く。香港人である彼らの後ろから、ナビ苦手の日本人である私が付いていく。
「ナビがあれば、どこでも行ける」とナビ片手にあちこち旅行している彼らは言う。
そうだろうな、と私は思う。

でも、でも・・・私は心でつぶやく。
彼らと出会った台湾。彼らに道を聞かれて知り合った。
それから香港で、名古屋で私たちは会っている。
あの時、ナビがあったら、こんな出会いもなかったろうなと。