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実は「Dr.パルナサスの鏡」三回目は二番館で見た。
初めて行った映画館だ。

その昔、二番館は巷にあふれていたが、シネコンが地方にもできるようなり、気がついたらいつの間にか私の周りからなくなっていた。

キノシタホールは今、残っている数少ない二番館だ。
私は他の単館系映画館のように、路地裏にひっそりと建っているとばかり思いこんでいた。
それゆえ、交差点角の全面ガラスばりのモダンなビルがそうだとは露にも思わず、通り過ぎてしまった。
しかし、それらしきものがないため地図を見て引き返したら、先ほど通り過ぎたビルに大きな文字、“KINOSHITA“。 「え!うっそぉ~!もしかしてこのビル?」

1Fは貸しスタジオ。2Fは映画館、3Fより上はオフィス。
階段を上ったところの映画館ロビーはまるでスタイリッシュなホテル。
劇場内には真っ赤な布張りの新しい椅子。ゴージャスでとても座り心地がよい。
スクリーンがちょっと小さいのが難点だけと、いつも安い料金なのが嬉しい。

DVDでいつか借りようと思っていた映画が上映予定になっていた。
私の中で赤マル急上昇の、映画館。 みっけ!003.gif

二番館通いの始まりの予感。
私はテリー・ギリアムが好きだ。
テリー・ギリアムの作りだすファンタジーが好きだ。
テリー・ギリアムの作りだすファンタジーがつまった映画が好きだ。

今回で三度目の『Dr.パルナサスの鏡』鑑賞。

この映画を初めて見たときの衝撃は、ちょっと言葉に表すことができない。
今まで見たことがないタイプの映画だったからだ。
『パルナサス』を見て以来、私はとりつかれたようにギリアム作品を見まくった。
未来世紀ブラジル』『12モンキーズ』『フィッシャーキング』『バロン』『モンティーパイソン』。
そして再び『Dr.パルナサス』に戻った。

『Dr.パルナサス』は今までの作品を洗練させたような映画だ。
三度も見ると、さすがに最初の驚きこそないが、ああ、このシーンは『バロン』から、警察をおちょくったシーンは『モンティーパイソン』からね、幻想的なダンスシーンは『フィッシャーキング』かな?と、監督好みのファンタジーモチーフを見つける楽しみがあった。

ファンタジーの映像美に堪能し、クスッと笑って、ニヤッと笑って、ドキドキして、ホッとして、ホロっと泣いて・・・・三度目でも楽しめる自分に驚いた。

『Dr.パルナサスの鏡』は彩り豊かな御馳走みたいだ。
食べた後は目もお腹もいっぱいになる。
でも胸やけしてはいないから胃薬はいらない。
御馳走に満足しながらも、見つからないジクソーパズルの数ピースが頭のすみで気になっている。

ギリアムは不意打ちに突飛なファンタジー場面を挿入するので、狂気と正気の間にいる人と思われがちだが、いや、実際、そうかもしれないが、底に流れるのは“人間愛”だ。
そうでなければ、『パルナサス』だけでなく『フィッシャーキング』や『バロン』を見た後の、満たされた気持ちと爽快感はなんだ!?
バッドエンディングの『ブラジル』『12モンキーズ』でさえ、私は“人間愛”を超えた“人類愛”を感じることができる。

ギリアムの並み外れたこだわり精神は、しばしば映画作りを困難にさせてきた。
一体、次の作品はいつ完成するだろうか。
それまでには、彼の駄作と言われる映画を見るかどうかは・・・まだわからない。

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左:テリーギリアムの描いた絵コンテ   右:実際に使われた映画の場面
スク友(わが愛するSkoop On Somebodyのファン友達)から『アメリカン・アイドル』という、スター発掘のオーディション番組を教えてもらった。
何でもそこにでてくるマイケル某という人がSkoopのボーカルのTAKEの声に似ているとか。
そのマイケル某は毎週、審査員から絶賛されるほど歌が上手いらしい。
そうと聞けば見ないわけにはいかない。
早速、『アメリカン・アイドル』を放送しているFoxTVを契約した。

オーディションの仕組みはよくわからないが、予選段階では視聴者も投票する点が“スター誕生”とは異なるようだ。
その日は”R&B”で競い合い、アッシャーがゲスト出演だった。
アッシャーは各挑戦者に本番前のアドバイスを与えていた。

マイケル某はマイケル・リッチという名前だった。
出だしから度肝を抜かれた。何、何、何なの!この声は?
上手いだけではない。聞いている人の心を鷲掴みする声。
他の参加者とは断然、格が違う。
残念ながら、どう贔屓目に見ても、わがTAKEはかなわない。。

いや、TAKEは歌が上手い。かなり上手い。
ノーマイクでホールを響かせることができるし、“She”なぞはエルビス・コステロに負けていない。
しかし、そのプロのTAKEをもっても勝負にならない。
他の挑戦者達も、アマチュアであることが信じられないくらいの実力だ。
「さすがアメリカ」と、うなってしまった。

その後、録画してあった民放の音楽番組を見た。
なんだかため息がでた。
勿論、私はJ-POPの音楽ジャンルの幅広さ、楽曲のオリジナリティーは否定はしない。
J-POPはアニメや漫画のように、ポップカルチャーアイコンとして世界に誇ってもいいとさえ思う。

しかし、日本では歌の上手い人が売れるとは限らない。
モー娘、ジャニーズ、小室・・・などが良くも悪くも日本の音楽シーンを変えたのだと思う。
キャラクターや外見、話題性、そしてプロダクションの力で、売れる歌手を作っていく。

日本の音楽市場はアメリカに次いで二位だとか。
その美味しい市場に、外国からアーティストが円稼ぎに次々とやってくる。
そんな音楽大国である日本、そろそろ歌唱力で勝負のアーティストの発掘、よろしくお願いします。
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長い間探していた靴ベラスタンド。
ようやくネットで見つけた靴ベラスタンド。
小鳥が小枝にとまっているようなデザイン、So cute
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クレジットカードのポイントでお買い上げ。
・・・・・・・・
箱を開けたら、
ちょっとイメージが違う、ちょっと使い心地悪そう。
だけど、かわゆいから、ま、いいか。

でも、その小鳥が問題でした。
重心が悪くよく倒れる。
なまじポイントで購入したので返品不可。

そこでひらめきました、”重し”。
東急ハ○ズで約1,000円也。
台の裏側に両面テープで貼り、Good Job
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ところがある日の夜のこと。
暗い玄関で、靴を脱ごうとごそごそしているうちに何かにあたり、不吉な予感。
電気を点けたら
・・・・・・・・・
小鳥が見事に枝から飛んでいました。
悲しい、悲しすぎる。
我が家に到着してから、わずか数日の命でした。

気をつけよう、一目ぼれのネット買い。
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   写真左のはずが・・・・007.gif
漢字が中国からはいってくる以前の言葉は『大和(やまと)言葉』というらしい。
大和言葉の特徴は
1.ラ行で始まらない 
2.濁音、半濁音で始まらない。


アレ?どこかで聞いたこの法則。実は『韓国語』と同じ。
『モンゴル語』もその仲間とか。
「それがどうした」と言われそうだが・・・・
私はそれを知った時「そうだったのかぁ」と目から鱗だった005.gif

ラ行で始まる蓮根(レンコン)は古くから日本にある野菜ではない。
となると、濁音で始まる大根(ダイコン)も・・と話はそう簡単ではない。
大根はその昔、大和言葉では「おおね」と呼ばれていたとか。
漢字がはいってきてから、おお→「大」 ね→「根」と漢字にあてはめ「大根」と名付けたらしい。
だから大根という単語は日本語産の漢字語。
中国や韓国へ旅行に行って、「大根」と書いても通じない。

それにしても「おおね」とよんでいた古人(いにしえびと)は、大根をどう食していたのだろう。
今のような大根サラダや大根ステーキなど、思いもよらなかったでしょうね。
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ゲゲゲの女房』、周りにも評判がよい。
特に、水木しげるをひょうひょうと演じる向井理がいい感じだ。
どうやら彼は韓流ファンにも、好評らしい。

しかしながら、私には彼がなぜ韓流ファンにも人気なのか、よくわからなかった。
ヨン様というよりいしだ壱成に似ているし。

しかし、ある日、謎がとけた。
向井理は低音の美声の持ち主なのだ。
韓流ファンには、声が重要ポイントの一つである
若手で低声が魅力の俳優というと、他には玉木宏くらいしか思いつかない。
中高年の俳優でも、なかなかいない。
日本人は声が高い人がなぜか多い気がする。

ゲゲゲの女房』は声だけでなく、内容ももちろんよい。
ここ数日は、嫁入り前のヒロインと親とのやりとりで、涙腺をかなり刺激された。

そこに最近、もう一つ、はまるドラマができた。昼ドラ『娼婦と淑女』だ。
安達祐実が一人二役を熱演している、それはわかるのだが、大人の女性を演じるには、どうしても童顔が邪魔をしている。
周りはといえば、濃い役をオーバーに芝居がかって(というのも変だが)演じるので、とても滑稽だ。
だが、そのお陰でドロドロど真中ストリーなのに、ドロドロを感じさせない。

朝は、まったり系ホームドラマ、昼は、面白系(?)ドロドロドラマ。
この真逆のドラマが、一日のささやかな楽しみになっている私は、”ドラマ人(ジン)”です006.gif

<娼婦と淑女>人間関係図
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といってもそんなのがあるわけではない。
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インビクタス』『第9地区』『マンデラの名もなき看守』。
今年、私が見た南アフリカ共和国を舞台にした三本の映画だ。
第9地区』はSFだからさておき、『インビクタス』と『名もなき看守』にはマンデラ大統領が登場する。

インビクタス』はマンデラが大統領になってからの話だ。
果たしてこんな人がいるのだろうかと思うほど、素晴らしいリーダーとして描かれている。日本の政治家にも是非、見てもらいたいと思う。

名もなき看守』は、マンデラの収監生活を一人の看守の目から見た映画だ。
30年に及ぶ長い収監生活だったので、かなりはしおってはいたが、マンデラの崇高な精神と、アパルトヘイトと戦いぬく不屈の精神がよく表れていた。
しかし、現実は映画のようにはいかない。
マンデラは、(映画ではあんなに堅く心が結ばれていたはずの)妻と離婚をする。
アパルトヘイトは表向きなくなったが、差別は現存し、生活格差は広がっている。
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今年は奇しくもワールドカップ南アフリカ大会が開催される年。
治安は年々悪化している。
そのためだけではないだろうが、チケットもかなり余っているらしい。

マンデラの描いた理想社会実現の道は遠い。
2010年6月、世界の目は南アフリカに集まる。
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Blog生活に欠かせないもの、
それはカメラ

街のカフェやちょっとしたレストランでしばしば目にする、食べる前の“シャカ”の儀式。
やおらバックから携帯orデジカメを取り出し、時にはそう大した料理でもないのに“シャカ

「blogに載せるのだなぁ」「早く食べないと冷めるよ~」と生温かく見守りつつも、blogを読む側からしてみたら、一体、何が面白いやら、そこのレストランに行けるならともかく・・・と思っていた。
(まあ、そんなことを言い出せば、ドラマも映画も同じで身も蓋もないのですが、食い意地がはっているので。)

しかし、そんなイジワルな思いもふっとんだカメラGet!(左側)001.gif
小さいながらデジカメの機能をきちんと備えている。

このキュートなプチカメラ、バッグの中で静かに出番を待っている。
先月、東京に行った友人から聞いたアイスプラントの名前。

原宿のカフェレストランで、サラダに出てきた野菜だったとか。

葉の表面が水滴をたらしたような野菜で、外国人のイケメンウェイターが「これは最近出回ったのですよ」と誇らしげに説明していたらしい。
それ以来、私の頭にしっかりインプットされたアイスプラント

近郊の都市に登場するのは今年あたりか。
地元でお目見えするのは来年くらいかな、と勝手に想像していた。

ところが昨日、地元のスーパーでそれらしき野菜に遭遇。
ひょっとしてと手に取ると、ラベルにはプッチーナ
しかし下に小さく英語でIce plantの字が添えてあった。


なるほど表面がキラキラ輝いている。
ほんのり塩味がして何もつけずに食べられる、不思議な食感の野菜だった。

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大橋トリオ熊木杏里の共通点は?

答えは『武田鉄矢』。二人とも武田鉄矢の作詞した歌を歌っている。
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私をたどる物語
作詞:武田鉄矢 作曲:熊木杏里

頬をぶたれた 少年がひとり
日暮れの道で 泣いている
父が憎いと 声とがらせて
涙でゆがんだ 空見てる

遠い未来が 不安でならず
呼ばれて 返事しなかった
だけどやっぱり きみが悪いよ
自分を隠しているからさ

さあ鉛筆しっかり 握りしめ
私という字を 書くのです
白いノートの 私にだけは
夢を話してゆくのです

君しか書けない その物語
私という名の物語


髪を切られた 少女がひとり
鏡の前で 泣いている
母が嫌いと 声をつまらせ
自分を悔しく にらんでる

ちがう親から 生まれていたら
ちがう自分に なれたという
だけどやっぱり きみはちがうよ
そしたらきみは いなくなる

さあ鉛筆しっかり 握りしめ
私という字を 書くのです
白いノートの 私とだけは
ずっと仲よく するのです

君がたどってゆく物語
私という名の物語
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思春期でもないのに胸が痛い。
武田鉄矢の詩は他の人が歌うと輝きを増す。