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う?!本を読んでいると聞き覚えのあるメロディーが流れてくる。ピアソラ?そうだ!間違いなくピアソラだ。

カフェのお客は私ただ一人。ウェイター兼シェフ兼レジのお兄さんに尋ねる。「もしかしてピアソラ好きですか?」
先ほどまでの仕事の顔を一変させ、目を輝かして彼はこたえる。
「ええ、大好きなんです」。
お!まさかこんな場所に同志が!
「他のタンゴも聞いたけど違うんですよね。ピアソラはロックみたいに格好いいんです」
わかります。わかります。その感覚。
「そうなんですよね。ピアソラはロックでジャズでクラシックなんですね。私も普通のタンゴはまったりしすぎで」と私。ついでに「春、夏、秋、冬どれが好きですか」と尋ねてみる。すみません、ピアソラ好きしかわからない隠語です。(笑)「冬です」あ!それも同じ。
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ピアソラの曲には不協和音が多い。
だが、その不協和音のおかげで美しいメロディーがより美しく引き立つ。美しすぎて泣けてくる。

初めて聞いたのは以前勤めていた会社の昼休み、つけっぱなしのNHKFMから流れてきた。
聞いたことのない音楽だった。衝撃を受けて本当に鳥肌がたった。あれからもう10年近くたつ。
ピアソラが流れているといつでも私はキャッチできる。そのくらい聞きこんだ。

友達は「ピアソラを聞くと、不安になる」と言う。
私は「人生は短いんだ。こんなことをしていいのか」という気になる。そして「そうだ、もっとちゃんと生きなくては」と思うのだった。

今までは知る人ぞ知るピアソラだったが、いよいよ表舞台に!
フィギアスケートの高橋大輔選手の今シーズン曲はピアソラ。それも「冬」、すなわち『ブエノスアイレスの冬』です。ピアソラブーム、くるか?
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  「お口でとろけて、手でとけない」
  おなじみm&mの、クリスピーミント
  期間限定販売
  置いてある店が少なくて
  限定販売店(泣)

  1袋166カロリーは多いか、少ないか
  びみょう~

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「モン族?」と膝を乗り出した私に、店主は『モン族の悲劇』の話をしてくれた。
米国はベトナム戦争で、山岳地帯を機敏に動くラオスのモン族に目をつける。
モン族は特殊部隊として前線にかりだされ、米兵よりはるかに多くの犠牲者を出した。それにもかかわらず米軍撤退後、ベトナムに置き去りにされた。米軍の手先となり、また北ベトナムに住む同族に矢を向けたため、戻るに戻れず社会問題となる。このため一部のモン族はアメリカに移民する。

現在、モン族はアメリカでコミュニティーを造って住んでいる。
グラントリノ』の背景だ。

モン族という呼称は自らも名乗るので蔑称でないが、タイ人は違う名称で呼ぶ。
少数民族は貧しさゆえ差別を受けている。

店主の話は続く。
ある村で「同じ物を10個欲しい」を言ったが、値引き要求と勘違いした村人がどんどん値段を下げてくる。話がかみ合わず平行線で困ったと。
「あら、安くなっていいじゃないですか」と私。
「一個しか買わない観光客ならいいかもしれないけど、自分は買いたたくような真似はしたくない」と店主。
手工芸品の制作の担い手はどの村でも高齢者が中心。後継者を育てる塾に店主は援助をしていると言った。

民族によって刺繍の模様が違う。色が違う。見ていて本当に飽きない。
モン族以外のも見せてもらった。
それはそれは凝っていてまるで美術品のようだった。
最近、アジア雑貨の店があちこちに見受けられる。流行りなのだろうか。
私が住む地方都市にも二、三軒ある。
一軒はチェーン展開さえしている。

タイに行ってわかった。とにかく安い。信じられないほど安い。
そこそこの値段をつけても儲けがでるだろう。

先日、また新たにアジア雑貨の店を見つけた。
中に入るとミニ博物館みたいな品揃えだった。
話好きな店主なのか、ぶらぶら見ているといろいろと教えてくれた。

店主は中間業者を一切通さず、全部一人で買いつけていると言う。
少数民族の住む村にも直接出向き交渉して、工場で作らしているのもあるとのことだった。

タイ北西部には『山岳民族』と言われる少数民族が住んでいる。少数民族のカウントは非常に難しい。
タイには20以上あると言われているが、政府は言葉や宗教、習慣から数グループにわけている。

モン族もそんな少数民族の一つだ。
例の映画『グラントリノ』で、クリントン・イーストウッドの隣家の民族だ。
そこまでが私の持っていた少数民族に関する基礎知識だった。

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(インドのタペストリー)
        笑っているからといって
        傷ついていないとは言えない

        話さないからといって
        悩んでいないとは言えない

        でも、いつも愚痴が抱き合わせも
        ・・・・・・
 

        むずかしいね。

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「さぁ、世界でボジョレー・ヌーヴォーの一番解禁が早い国はどこでしょう」
「赤ワインと白ワインはどこが違うのでしょう」
など初級レベルから「ブルゴーニュで造られるワインの葡萄品種は?」まで中級レベルのクイズが出る。
近鉄とメルシャン共同企画による特別貸切『ボジョレー・ヌーヴォー列車』車内で受けるワインレクチャーだ。

電車に乗り込んだ早々、プラスチックカップに入れたボジョレーヌーヴォーワイン3種類とおつまみが配られる。
チーズ程度のものを想像していたら、志摩特産品を使ったオードブル9種盛り合わせだった。
これだけでお腹いっぱいになりそう。

肝心のワインはというと、”通”じゃない私はどれも同じような味に思えてくる。
「エレガントな酸に細やかなタンニンが十分なボディを構成している力強い味わい」
「果実味豊かで渋みの少ない軽やかな味わい」
「ラズベリーやストロベリーやバナナを思わせる甘くフレッシュな香り、フルーティーで柔らかな口当たり」
う~ん。違いが正直、わかりません(涙)。

賢島駅着。志摩観光ホテルまで歩く。
宴会場に案内され、更に2種類の赤、白のワインをいただく。
ジャズ演奏が流れる中、ビュッフェスタイルの昼食。

最後にワインの銘柄を当てる利きワイン大会が行われた。
酒豪(?)の友達三人のお陰で見事、大正解!
賞品としてボジョレーヌーヴォーワイン一本を貰いました。ラッキー!!043.gif
   美容師さんは凄い
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   どんな話題をふられても
   対応する

   芸能ネタから
   身の回りの話から
   政治ネタまで

   たとえ興味がなくても
   そんなそぶりは微塵も見せず

   客の嫌がる詮索はせず

   悩んでいる客あれば
   カウンセラーになり
   
   疲れている客あれば
   そっと寝かせておく

   美容師さんは凄い
   会話のプロだ

   今日も私は鏡の前に座って言う
   「いつもの色で」
   「いつもの長さで」
   「いつもの髪型で」
思わぬ時間ができて友達と夜、食事する。
開店したばかりのタイ料理店だ。

タイ旅行前に行ったレストランは、もうつぶれている。
1年ももたなかった。この間、商店街を通ったらいつの間にかブティックになっていた。

今日行ったレストランのターゲットは若者だろう。地元のフリーペーパーで頻繁に広告を見る。
前もってネットでしっかりクーポンをゲットしておいた。
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タイ料理を二人でつつきながら
彼女の抱えていることの重さを想う。
しかし彼女は素直でしなやかな感性で運命と向かいあっている。

タイビールの酔いもまわってきたようだ。
私たち以外にお客はまだいない。
足がじんじん冷えてなかなか寝つけない。
そうか、もうそういう季節なのか。
冬はすぐそこまできている。
私は湯たんぽを出した。

小学生の頃は電気あんかをお布団に入れていた。
低温火傷をして水膨れができた。その跡が今も左足に残る。

大人になってからは電気毛布を使った。
火傷はしないけど喉が乾燥する。
なかなか風邪が治らないのは、もしかしたら電気毛布のせいかと去年やめた。

時代はエコだ。
湯たんぽを使っているよという声をあちこち耳にするようになった。

電子レンジで温める湯たんぽもあるが、暖かさが長続きしない。
電子レンジというのもひっかかる。
エコと言えば、エコ先進国、ドイツでしょう!
去年の冬、ネットでドイツ製湯たんぽを購入。ゴム製だ。カバーがカラフルでお洒落。
思っていた以上に朝まで暖かだ。ただ、不注意の私はお湯を入れる際に火傷しないか心配だ。
寝相が悪いので全体重?!を乗せて口が外れないかも気になる。
もう一個家にあってもいいと思い、今度は国産の金属製の湯たんぽを買い求めた。
ステンレス製なので錆びることもない。ガスコンロに(ICコンロも可)かけて何度もわかせるので便利だ。
朝までお湯はかなり熱い。

ここで日本とドイツの湯たんぽ比較をしてみる。
      日本            ドイツ
・価格    ◎   
・安全性   △金属が熱くなる。 △お湯を入れる時火傷しないように注意。蓋がはずれないか心配      
・オシャレ度              ◎
・ほっこり度              ◎お腹に乗せれば猫を抱いているよう
・保温製  ◎朝でもかなり熱い  △顔を洗える程度
・エコ度   ◎お湯が何度も使える
 
◎1点、△0.5点で換算すると
日本製が3.5点、ドイツ製が3点。
湯たんぽ日独対決は日本の勝ち。
おっと、耐久性が未知数でしたね(^_^;)

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病院の駐車場の自動精算機。
駐車券を入れたら100円と表示が出た。
本来なら受付で無料駐車券と交換してもらえるのだが、家路を急いでいたためうっかりもらいそこねてしまった。
今更仕方がないと財布から100円を出そうとした。
嫌な予感がした。財布の中には50円玉1個、10円玉4個と1円玉。あとは1万円札1枚。
自動精算期では千円札にはお釣りがでるが、1万円札は使えない。
後ろに車がどんどん詰まってくる。ブーブー警笛も鳴らされて焦る。
しかし、引き返すこともできない。

f0234728_1411824.jpgええい!最後の手段だ。車から降りた。
勇気をふるってすぐ後ろの車のところに行く。
運転席に座っている男性に「すみません。お金が足りないんです。貸してください」
「いくら?」
「10円」
「10円?!」(多分あきれて)
「すみません。返しますから」
「もういいよ」(と言われたと思う)
もらった10円玉を足して、ようやく出庫できた。
きちんとお礼を言おうと左折してちょっと先で待っていたら、その車は右折したのか、暗闇に紛れて走り去っていった。


10円の重み。
私にあの時、10円を恵んでくださった見知らぬ方、ありがとうございました。大変助かりました。

ところで家に帰ったら、バッグの底から10円玉が出てきた。
そんなものですね。人生って。
必要な時に出てこなくて、要らなくなったら出てきます(泣)。