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右の絵は何に見えますか?
人ですよね。
ただ○と□と線4本だけなのに。

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この絵を二個書いて大きさに差をつければ
どうでしょう。
そう、親子。

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△を加えれば口ができ、
声を出しているようです。
二つ並べれば
おしゃべりしている二人に見えませんか?
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考えてみれば不思議です。
記号のようにシンプルなのに。

伝えたいことは何ですか?
たまには余分なものをそぎ落としてみませんか?
全米が震撼した!!
優勝候補の呼び声が高かったピアがTOP9で去った。思いがけない結果を審査員たちも受け入れることができない。ランディーは言う。「視聴者にこれほど怒りを覚えたことはない」救う権利をケイシーに既に行使したので、彼らは投票結果をもう覆すことはできない。
観客はブーイングの嵐だ。てっきり自分が落ちると思ったステファノは、かわいそうに身の置き場がないようだ。まるで、自分が落ちた方がよかったと責めているみたいだ。

ピアは最後のパフォーマンスをする。涙こらえ堂々と歌いきる様は、シーズン10一番のディーバにふさわしい。スクリーンでは彼女の軌跡を映し出す。

今週もまた一人落ちる。
ステファノが再び下位3人に入った。せいいっぱいパフォーマンスした彼は、もはや落ちても何の悔いもないようにみえた。覚悟を決めたかのように天を仰いでいる。しかし司会者が告げた名前は・・ステファノではなかった。ポールだった。ド派手なバラのスーツ、ニワトリのような珍妙なダンス。脱力系ゆるキャラに独特のゆる(?)ボイス。声量はさほどないが、見てるものをハッピーにさせる、どこまでも明るいポール。私はアメアイの桑田(サザン)と名付けた。
審査員のスティーブン・タイラーにして「音を外すのもおまえの個性だ。」と言わしめたポール。
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ポールはピアよりもっと早く去ると予想していたので、私は驚かなかった。サイモン・コーウェルなら、彼はここまで残っていなかっただろう。
しかしポールの散り際は鮮やかだった。ジェニファー・ロペスは彼に頼む。「お願い、もう一度、Maggie Mayを歌って。」彼女の目は涙で濡れている。

ポールは「湿っぽいのはやめようぜ」と言って、いつものようにノリノリでステージを所狭しと動いて歌う。寂しいけれど笑顔で送り出そうよ、観客のそんな気持ちが伝わってくる。歌い終わったポールの元に、残ったメンバーが駆け寄る。ポールは爽やかにアメアイを去っていった。最後まで彼らしいステージだった。
http://www.youtube.com/watch?v=neybx6Npp64&feature=player_embedded
愛すべきポールはこうしていなくなった。
東京カワイイ★TV』という番組を知っていますか?
エロ男爵こと沢村一樹と、BENIちゃんがナビゲーターのイマドキ若者の「カワイイ」ファッションやアイテムをレポートする番組です。最近はターゲットを広げたようで40代女性やイクメン特集もありました。

美貌男(ビボオ)を知ったのもこの番組です。美を追求するオトコたち。
番組に登場したのは40代のイケメン(?)。男性ファッション誌の編集長。
日課のマッサージ、パックは欠かさない。美容院は月3回。うぶ毛どころか鼻毛まで永久脱毛!シミ一つないうらやましいほどのピカピカのお肌でした。高級そうなマンションの洗面所の棚には、高そうな化粧品がずらり。PCに向かう時さえもお肌の手入れに余念がありません。右手でネットチェックしながら左手にはひげ剃りのような物体。物体からは何やら蒸気のようなものが吹き出しています。NHKですもの。商品名はいいません。

我が身を猛反省しました。お肌の手入れどころか疲れ切ると、化粧も落とさずバタンキュー。エステとは無縁。帽子も被らず日傘もささない、紫外線に無防備すぎる肌。
男性でさえあんなに念入りにお肌のお手入れしているというのに。
そう思うとあの未確認物体が欲しい。あれさえあれば美肌になる。私の思考はいつも一直線です。でもセレブ(?)な男性が持っているのですから高いかも。とにかくネット、ネット。

思いつくまま検索語をあてずっぽうに入力してとうとう探し出しました。『携帯ミスト美顔器』。マスコミにも取り上げられ巷で評判の品とは、情報に疎い私は知りませんでした。

幸い、ネットショッピングのポイントも貯まっています。性能など検討の結果、イケメン編集長ご愛用とは違う美顔器を買うことにしました。

しかしどのショップで買うかで頭を悩ませます。値段の開きがかなりあります。Aショップのレビューには「箱がつぶれていた」「保証書から製品番号のある箇所が切り取られていた」。怪しい、怪しすぎる。ピンときてググったらやっぱり。「中国製のコピー製品に注意」とメーカーHPに警告がありました。中国は美顔器までコピーしているのですね。安さにつられポチっと押すところでした。危ない危ない。結局、少々高くても「正規品」と銘打ってあるショップで購入しました。
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注文して数日後、届いた美顔器はまるで携帯電話。
色も携帯と同じシャンパンゴールド。ぱっと見ただけではどちらがどちらかわからない。
添付の美容液を注入する。美容液が細かいミストとなってしっとりお肌に!(と信じる)

でも美肌の大敵は睡眠不足。夜11時から夜中2時までが細胞が再生する時間。
夜中にパソコンに向かって美顔器を検索していたら、全く意味ないですね(笑)
一限目『イチローの高い年棒はフェアか』 2010年某月 参加者:東大生・一般人
ハーバード大学の超人気教授による対話型講義とはどういうものか、朝日新聞の紙面記事だけはよくわからなかった。

二限目『八百長はいけないか』 2011年某月 参加者:ビートたけし他、お笑い芸人
「(国技なので)インチキは許されない」という意見が多数占める中で「プロレスと同じスポーツなのに相撲だけ特別視は疑問」「八百長は武士の情け」意見も出てきた。サンデルはそこで“八百長”の語源を説明し、「では許される八百長はあるのか。例えば子供と腕相撲してわざと負けるのは悪いか」と問いかける。八百長、絶対NOの私だったが、次第に悪とばかりは言えないように思えてきた。しかし、同時にサンデルはもしかして誘導尋問しているのではないかと疑問も湧いてきた。彼は八百長から政治の公約の嘘、お世辞の嘘までテーマを広げ、「嘘」を考察していったが、正直?の部分もあって、バラエティ番組を見ただけでは、まだまだ彼の力はわからなかった。
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三限目『大震災、私たちはどう生きるか』(NHK)2011年4月 参加者:東京・ボストン・上海の大学生・高畑淳子(女優)、高田明(ジャパネットたかだ)・石田衣良(小説家)・高橋ジョージ(ミュージッシャン)
サンデルは今回の震災で暴動、便乗値上げや略奪が起きなかったことに世界が驚嘆したことをまず述べ、コミュニティのあり方を参加者に問う。ここまでは想定内の議論だった。(な~んだ、サンデル、大したことはない)
だが東電や東京消防庁職員によってなされたような危険な任務を負う人を、どのように選ぶかとなると俄然、議論が白熱した。志願する人か、特定の人が担うべきか、また報酬の有無は?経済的なことを動機にすべきでないという意見がでた。それに対し、義務を負っていない人には報酬が必要だと意見が分かれる。どうしたらフェアに選べられるには結局、結論は出なかった。どうやら結論を出すことはサンデル授業の目的ではなさそうだ。

そして議論は「原子力の未来」と移り核心に迫る。サンデルは次の1か2かどちらの立場をとるか参加者に選択させ、意見を述べさせる。
1.原子力のリスクを最小限にして依存を続ける
2.生活水準を下げ原子力への依存を減らす
ほぼ同数くらいだったろうか。
都会で高層ビルに暮らす人々にとって真夏の酷暑に冷房が使えないとなると生活できない。だから2は現実的でないという意見に、リスクを受ける場所と恩恵を受ける場所が違うのが問題と日本の女子学生が衝く。
飛行機も墜落すれば危ないが使わないわけにはいかない、原子力も同じというアメリカの男子大学生に、女子学生が飛行機事故と原発事故を同じレベルで比べることはできないと鋭く切り返す。このように原子力には議論すべき論点が多くあることがわかる。これも対話型議論の目的の一つであろう。

今回、バングラディッシュやアフガニスタンなど経済的に豊かでない国々や、中国など日本と緊張関係にある国からも支援の手が差し伸べられた。この大震災で国同士の関係が変わるか、サンデルは中国と日本の学生に尋ねる。中国の学生は、今回のことで昔の日本人と今の日本人は切り離すべきではないかという議論が実際ネットで沸き起こったと言う。一方、日本の学生は、中国人に対してイメージは変わったし友達になりたいと個人的には思うが、だからといって国の関係が変わるとは思えないと述べる。

サンデルは18世紀の政治哲学者ジャン・ジャックルソーの次の言葉を引き合いに出した。
「私たちヨーロッパ人は日本で起きた災害に、ヨーロッパでおそった災害と同じだけ衝撃を受けるわけではない」
すかさず日本から反論があった。「ルソーがYouTubeを見てもそう言えるだろうか」
ボストンからも声があがる。「自然災害は人間の力を超えたものだ。国や政府、その対立を超えるものだ。困難があった時、私たちは初めてグローバルなコミュニティーになりうると気づく。地球の反対側にいても私たちは日本人の痛み、苦しみを分かち合うことができる。大災害なのに暴動が起きなかった日本人の功績を人間として誇りに思える」ボストンの女子学生はこう言い切った。私は初めて震災という未曽有の大災害をプラスに捉える考えに出会った。思わず彼女に拍手を送りたくなった。日本には未来がもうないように思え、ずっとずっと悲嘆にくれていたから。

サンデルは番組の最後で結ぶ。
「議論には意見の不一致もあった。だが、今日のささやかな議論が日本人の励みになることを願う。また日本の美徳と精神が世界に大きな意味を持ち、日本の再生、復活につながると信じる」と。
サンデルの白熱授業がなぜ人々に熱狂的に支持されるのか、私はようやくわかった気がする。
アメリカンアイドルシーズン10の投票数が番組史上最高の5500万人が集まったそうだ。トップ11がパフォーマンスした週だ。その投票結果がケイシーのアウトだった。

『アメリカンアイドル』は常に視聴率トップをキープする国民的人気番組。NHK紅白が毎週放送されるみたいなものだ。違うのはアメリカンアイドルは、途中から視聴者が投票して一人ずつ挑戦者を落としていくので、回を追うごとにヒートアップしていくところだ。

アイドル評論家(?)の娘が言った。
「視聴者参加といえば男性が有利だね。アイドルが好きなのは女性だから」
娘よ!あなたは正しかった。現在(日本放送時)トップ9の内訳は男性6人、女性3人だ。
アメリカンアイドルの投票方法は電話、メール、Facebookの三つ。放送後の二時間以内に何度でも投票できる。
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いくら国民的人気番組といえども、中高年が電話やPCにかじりついて投票する姿は想像しにくい。お気に入りに熱くなって複数投票するのはどの世代か。そう考えると、男性が多く残っているのも納得できる。

ところで、投票といえば日本のAKB48の総選挙。お目当てに投票したくてCD複数買いするファンたち。AKBを支えるのはオタクと呼ばれる男性たち?それとも同じ年頃の少年、少女たち?
アメリカンアイドルとはファン構造が違うが、若いファンの心理は同じだ。複数買い、複数投票が"アイドル"を支える。

アメリカンアイドルの実力を競う勝ち抜き戦のような色合いは、視聴者が参加するトップ24から突然、変貌する。選ばれる者は、あくまで視聴者から支持される「アイドル」でなくてはいけないのだ。審査員の思惑から外れていくことも大いにありうる。だからこそ、ケイシーが落ちた時、審査員達はあわてふためき、彼を救済したのだ。但し、その権利は一度しか使えない。今後、彼らは視聴者の出した結果に全面的に従わなければならない。
これがアメリカンアイドルの特徴であり、限界なのだ。

とかいいつつも、放送が待ち遠しい週末である。
母の本棚を整理する
本棚には母の手作りのベージュのレースのカーテンがかかっている。
相当な数の書道関係書に比べたら普通の本は多くないように思えたが、出してみたら結構あった。
大きさ別に紐で結わえる。

家計簿
お父さんが稼いできてくれた大事なお金だからと外から帰ったら必ずつけていた母の姿が浮かんだ。
料理の本
バターケーキやパンまで作る母はちょっと自慢だったのに、一人暮らしとなり、レトルトのハンバーグを買う母は哀しかった。
洋裁、編み物の教科書、染の本、ぬいぐるみ。レース編みの本
祖母に似たのか母は手先が器用だった。子供の頃、作ってもらった洋服やセーターを思い出した。最近はボタンをはめるのもなかなかできず嘆いていたので、そんなこと、ずっと忘れていた。
健康本、家庭の医学
体の不安があると調べていたのだろう。とうの昔に出版された本だった。
黄ばんでしまった小説。仏教の本。
私はあちこちにはさんであるメモの字を見入る。       

本棚には母の一生がぎゅっと詰まっていた。

空っぽになった本棚は寂しかった。
私はせっかく紐で結わえたのに、また紐をハサミでブツブツ切った。

本を戻したら、本棚が急に生き返った気がした、春の夕暮れ。

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あふれ続けるCD
国、ジャンルを問わない音楽好きといえば聞こえがいいが、要するに音雑食。最近では一体、何が一番好きなのか自分でもわからない。ピンときたもの、こなくてもくるもの拒まずの結果、棚からあふれているCD。台所でもCDプレーヤー&CDが電子レンジよりいい位置に居座っている。でももう限界だ。

もう聞かないもの、これからも絶対聞かない(と思う)ものを処分することに決める。
Amazonでそこそこの値段がついていればユーズド出品。
あまりに安値の流行モノはまとめてBOOK OFFヘ。
マニアなものは専門店へ。
車用にコピーしたものは、今の車はハードディスクつきオーディオなので処分。

困ったのは多量にあるコピーもの。友達からもらったもの。自分でコピーしたもの、TSUTAYA会員にもなったので益々増える。
昔の厚みのあるケースはスリムケースに入れ替える。
しかし裏ジャケットはスリムケースに入らない。

以前は背タイトル、裏ジャケットまで作っていたんですよね。曲名をコピーペーストして。せっかく作ったものを要らないからと捨てるには勿体ない。そこでよくお邪魔するブログで知った、ソフトケースの存在。
ネットで探し出しました!三、四種類あったなかから検討した結果、MEDIA PASSに決定!

見開き型で、想像していたよりずっと格好よい。
表はジャケット、内側にはブックレット、裏ジャケットが入り、芸が細かいことに脊タイトルを入れる袋までついている。右側には黒い不織布。袋ではないので初めは不安だったが、ええい!コピーだから、と思い切って入れてみる。別に何の問題もない。CDがよく見えていいではないか。
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スリムケースよりもっと薄い。手持ちの市販のCDを全部これに変えたいほどだ。しかしそうするとBOOK OFFやAMAZONで売れないから今のところはやめる。
スペースが空いて、部屋のあちこち散らばっていたCDもかなり集結した。
それで、早速、前から欲しかったCDを購入した。何やっているんだろう、私って・・・。
アメリカンアイドル シーズン10の戦いが白熱してきた。

トップ24
人間的に応援したくても、スター性や実力を考えて審査結果を一人一人に告げなくてはいけない。その重圧に耐えかねて審査員であるジェニファー・ロペスは「もうできない」と泣き出し、一時中断する。とにかく全米10万人以上の応募者から24人が選ばれた。

トップ13
ここからがアメリカンアイドル本領発揮。選ぶのは審査員<<視聴者だ。
ネットや電話投票で男子5名、女子5名が選ばれる。審査員特別枠で+3名でトップ13

トップ10
夏の全米ツアーに行けるのはトップ10だ。全米40数カ所を回る。CDも出るので実質的なメジャーデビューだ。候補者はまずはトップ10に入ることを目標とする。
トップ13から私たちは毎週、一人ずつ落ちる過酷な戦いを固唾を飲んで見ることになる。
日本とアメリカ放送の時差は数日。ネタバレ見たいのを必死で我慢。予選の時は?の人がいたが、さすがにここまでくると歌が上手い。毎回、No1が変わるので一体、誰が優勝するか予想がつかない。

観客とステージが一体になった瞬間はこちらまで伝わってくる。先日は審査員の一人であるスティーブン・タイラーが何とステージまでかけ上りハグ。もう一人の審査員も言う。「どこか悪いとこあったか?」「No!ゼロだ。パーフェクトだ!」アメリカ人は褒め方もでっかい。

挑戦者達の間には不思議な連帯感が生まれているようだ。彼らはライバルであり、熾烈な戦いを戦い抜いてきた戦友だ。司会者から2~3名ずつ名前を呼ばれステージに登場し、投票結果を待つ。手はお互いに握りしめたり、肩を抱いたりしている。司会者はトリッキーな言い方をするので、名前を呼んだ方がセーフなのか、アウトなのか。語尾まで聞かないとわかならい。

投票獲得数下位(ボトム)3名の名前が告げられる。果たして最下位は誰か?
最下位者はもう一度歌う権利が与えられている。
ここで審査員三人が全員OKを出せば脱落がまぬがれる。

今までに11人まで絞られてきた。ツアーに出られるのは10人。ここで残れるか脱落するかは天と地ほどの差。そう、オリンピックの4位と、メダルをもらえる3位と同じ。人々の記憶に残るはメダル。
最下位はケイシーという20歳の青年だった。(予選時は19歳)
子供たちにキャンプで映像を教えている。髭もじゃの容貌、落ち着いた物腰、受け答えどこをとっても絶対、20歳には見えない。
今回の審査員は個性を尊ぶのか、今までにないタイプの候補者揃い。ベースを奏でて歌う姿はアイドルというよりミュージッシャン。ブルーノートが似合う雰囲気。
その彼が最下位。意外な結果に会場のブーイング。毎回、彼のパフォーマンスを絶賛していた審査員も唖然とした様子。ケイシーのいつもの落ち着き払った態度はどこへやら、手は震え、顔面蒼白だ。しかし、気を取り直し、審査員の前で歌う。ところがものの3分もしないうちに審査員が手を振り、歌をさえぎる。何事が起きたかと会場は騒然とする。ケイシーは呆然と立ちつくす。

審査員は「もうこれ以上、聞く必要はない。」「君の実力は私たちがよく知っている。君を救済する」と。歌がまずいので中断されたとばかり思いこんでいたケイシーは、喜びのあまりステージに座り込む。そして会場にいる両親の顔を見つけ飛んでいく。ステージにいる残りの10人も拍手喝采。次々と彼にハグする。司会者が今年のツアーはこの11人でいくと発表すると、会場は興奮の渦に! しかしながら司会者は今週、落ちる人がいなかった代わりに、来週は2人落ちると付け加えるのを忘れない。それがアメリカンアイドルの掟

前代未聞の、ツアーに行くトップ11が誕生した!
アメリカンアイドルの歴史に残る瞬間だった。

年齢にそぐわない落ち着きと容貌。セクシーな歌い方。だがケイシーはやっぱり20歳の青年だった。トップ10脱落を告げられ、あそこまで震えて取り乱していた人はいなかった。そしてセーフを告げられた時の喜びよう。幼い子供のように両親の胸に飛び込む様。目いっぱいに大人をがんばっていたんだ。私は妙にほっとした。
アメリカンアイドルは進行形で次々とドラマを生み出している。
夢を見た。

私は引っ越しをすることになり、荷造りをしていた。
娘は引っ越ししたくないのか、彼氏にふてくされている。
私は二人にしてやろうとそっと階段を下りた。

階段の下では父が礼服を着て立っていた。
傍らには母らしき人が父に寄り添っている。
父は、私と夫にこう言ったのだ。はっきりと。
「今まで向かい合ってくれてありがとう」。
私は泣いて、目が覚めた。

父は孫娘の結婚前に倒れた。
幸いにも命をとりとめたが、もう昔の父ではなかった。
それでも私たちは父に参列してもらおうと努力をした。しかし、それは結局、無駄に終わった。
直前に無理だと断念したからだ。

父は最愛の孫娘の結婚式に出られなかったのが、さぞ心残りだったのだろう。
だから夢の中で、礼服を着て娘の結婚を祝ってくれたのではないだろうか。
また父の一言は、母に優しくできなかったことをいつまでも責める私の心を軽くしたかったのか。

今まで霊とか魂などあまり信じなかったけど、今は違う。
私は父母に守られていると感じる。
流れる涙はもう悲しいからじゃない。

父の傍らに母がいてよかった。
父の体はこちらにあっても、心は既に向こうで母と一緒に住んでいる。
未だに母の死もわからず、ご飯を食べながらうとうとする父に向かって、心の中でつぶやく。
「お父さんよかったね。お母さんと一緒にいれて」。
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今の日本を元気づけられる男は彼をおいて他にいない
根本要
言わずとしれたスターダストレビューのボーカリスト
中年の星、根本要
結成30周年にして尚、新たなファンを増やし続ける。

楽しいことは自粛、気分になれない、それはわかる。
だけど今、私たちに今できること。
元気で前に進むこと。
縮こまった日本を活性化すること。

根本要、ツアー再開2日目。
デビュー30周年30曲歌う。
おまけに当日の会場リクエストで+α。
途中、歌詞忘れのハプニングがあったが、それを吹き飛ばすエネルギー。
会場を笑いと元気で満たし、4時間近くにわたるコンサートは終わった、満員御礼の愛知県芸術劇場大ホール。

来年の追加公演も絶対、行くよ!