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『ほぼ日刊イトイ新聞』のトップに糸井重里がエッセイを書いていた。

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ずっと前から、じぶんに言い聞かせているのですが、
まだまだ身にしみてわかってないことがあります。
それは、「ぜんぶは無理だ」っていうことです。

やりたいことが、いろいろあるのはいい。
頼まれることがいっぱいあるのも、よかろう。
知っておくべきこと、まだ山のようにあるだろうよ。
できなくて恥ずかしい思いをすることもあるし、
得意なことはもっと上手になりたくて、
誰かの力になれたらいいなとも思うし、
健康も保っていたいし、
あちこち旅して見て回りたいし、
ゆっくりからだも休めたいし、
おいしいものも食べたいし、
おしゃれもしたいし笑っていたい。
そんなにいっぱいのこと、できるわけない。

「ぜんぶは無理だ」って当たり前のことなのに、
できている一つ二つのことよりも、
やれてないことのほうを勘定してしまう。
ぼくには、そんなところがあって、
だからいつでも落ち着けなくて、
しかも宿題に追われてるような気分が抜けない。
ほっとけば、そういう感じなのです。
だから、理屈として「ぜんぶは無理だ」と言ってやります。
それでも、スッキリそういうふうには思えてない。
上手に「ぜんぶは無理だ」を実践できてる人もいます。
でも、ぼくはまだまだまだまだハンパです。
他人にも、じぶんにもキッパリと、
有限の実力と時間についてわからせてやらないとね。

そうなんだよなぁ、
永遠に生きられるようなつもりでいるから、
山のように積み上げたやりきれっこない課題を、
あきらめないで積んだままにしておけるんでしょうね。
まずは「ぜんぶは無理だ」、そして、順番をつけること、
決めちゃったらその順番で取り組むこと。
堂々と、自信家のようにふるまい、
じぶんで決めた順番にしたがって平然と休むこと。
簡単だけど、できてなかったことなんだよなぁ。

今日も「ほぼ日」のきてくれてありがとうございました。
「ぜんぶは無理だ」は、ぼくのため君のためのことばです。

<ほぼ日刊イトイ新聞 『今日のダーリン』7月1日号より>
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f0234728_10342075.pngどうですか?いい文ですね。
糸井ってこんな文章を書くんだ。最近はNHKBSでの『月刊やさい通信』で野菜のうんちくを語り、野菜料理に舌鼓をうち、どや顔で(笑)手作りジャムを紹介している糸井しか知らないが、「ぜんぶは無理だ」は今の自分にピッタリのエッセイだった。『今日のダーリン』に気づかされる。
ミシマ社と同じように目次はと探すが『今日の新メニュー』があってわかりにくい。あった!上にコンテンツ一覧。すごいボリュームだ。「著者別」「タイトル順」に「連載開始日」別の索引。確かにここまでしなければお目当ての記事はなかなか見つからないだろう。
私は著者に有名人の名前を見つけ、イトイ新聞が寄稿文で成り立っているのがわかった。
再びミシマ社のWebマガジンに。
気になるコラムをあける。右側に作者のプロフィール欄があるのに気づく。
そこに「イトイ新聞に執筆していた」という一文。
あれ!?かぶっている!

かぶっている執筆者もあるけれど、私は二つのWebマガジンを<お気に入り>に追加した。
これから楽しくなりそうだ。
友達がミシマ社のWeb マガジン『ミシマガジン』を教えてくれた。
ミシマ社は以前、朝日新聞の『be』のトップに紹介されていたので、覚えている人もいるだろう。取次店を通さず、何万部売れたで競わない、絶版もしない、読んでもらいたい本を届けようとする熱い出版社だ。
モットーは
1.出版活動を通じて、「世界を面白くする」ことに貢献する
2.読者の方々と「つながる」ことを何よりも大切にする
3.「明るく、面白い出版社」をめざした会社運営を心がける

f0234728_106322.png友達はミシマガジンに「インド映画のコラムが載っているよ」と言った。
なるほど、今月の特集「インド映画」には目くるめくインド映画のAZが書かれていた。ますますインド映画が好きになりそうな面白さだった。
ミシマガジンの記事インデックスは連載中とバックナンバーに分けてある。適当に拾って読んでみた。わかりやすく興味を惹かせる文章だ。さすがに巧い。一体、誰が書いているんだろう。編集者だろうか。日頃から本を扱う人間だからこそ培かわれた文章力なのか?
ミシマ社にはこんなに引き出しがたくさんある編集者が揃っているのか。

感激して違う友達にメールすると
「『ほぼ日刊イトイ新聞』に似ているね」と返事があった。
糸井重里が発行しているのは知っていたが、一度ものぞいたことがなかった。
というのは私は『イトイ新聞』をず~っと『トイレ新聞』だと思い込んでいた(笑)。
それで読む気が起きなかったのだ。でもそういうのってありませんか?
奈良市に「もちいど」という商店街があるのだが、私は地名が書かれた看板を見るたびに
「もういちど」と読んでしまうのだ。
それはともかく、初めて『ほぼ日刊イトイ新聞』をクリックする気になった。
最初に飛び込んできたのが『今日のダーリン』だった。
引用したいのだが、長くなるので次に・・・・