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済州島に行った。
二泊三日、全行程に食事つき。
宿泊は特1級ホテル(5つ星)の超格安ツアー。

済州島は公共交通機関のアクセスがよくなく、個人旅行には不便。
シーズンになれば倍近くなる、消費税値上げ前に・・という友人の誘いで行くことになった。

セントレアから2時間で済州空港に着く。思ったより小さい空港だ。名古屋は快晴だったのに、済州は今にも降り出しそうな空。ああ、やっぱり、天気予報通りと諦め境地。となると世界遺産巡りの明日は雨かぁ・・・
添乗員さんについてバスに乗る。ショッキングピンクの車体、紫のカーテンのいかにもの韓国カラーだ。
大型バスに16名が乗って出発!二人座席に一人ずつ座る。ゆったりさ快適。グループツアー若葉マークの私にとって幸運なデビューだ。
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まず龍頭岩へ。こんなものかな。つい英虞湾や四国、北陸の海と比較してしまう。
世界的リゾート地(とガイドさんは言っていた)と比べても遜色ない日本の海岸線景色。

その後、東門市場でガイドさんによもぎのホットク(甘いお焼きみたいなもの)をご馳走になる。半分に折ってカップに入れてくれる。ソウルで食べたのより大きくて美味しい!
焼き立てをハフハフ言って頬張る。値段を聞いて驚いた。なんと1個50円!
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夕食は黒豚カルビ焼肉。サンギョップサル(バラ三枚肉)でなく最近、人気のオッギョプサル(五枚肉)の焼肉、というふれこみだったが、どこが5層になっているか、しみじみながめた黒っぽいバラ肉だった。韓国は焼肉のつけダレが総じて甘い。キムチと一緒に食してちょうどいいのだろう。

時間厳守の真面目な人ばかりで予定より早くホテル着。荷物をほどき、友人と韓国旅行定番の大型スーパーへ買い出し。

韓国のスーパーはでっかい!カートもでっかい!食品も大量パック!まるでアメリカのようだ。人々はどさどさっと商品を入れていく。
日本は個食、お菓子のパッケージも小さく小さくなっているというのに・・・
ガイドさんが「韓国はエンゲル係数が高いんですよ。」言っていたが、さもありなん、韓国人の胃袋はでっかそうだ。
ここで韓国海苔、お菓子のお土産や食料品を調達して、いつもより早く就寝。おやすみなさい。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のお口直しはヒューマン映画。
そう思い『LIFE!』を見た。
雑誌『LIFE』の写真管理部で働くウォルター・ミティ(ベン・スティラー)は、思いを寄せる女性と会話もできない臆病者。唯一の特技は妄想することだった。
ある日、「LIFE」表紙に使用する写真のネガが見当たらない気付いたウォルターはカメラマンを捜す旅へ出る。ニューヨークからグリーンランド、アイスランド、ヒマラヤへと奇想天外な旅がウォルターの人生を変えていく。(Yahoo映画あらすじより)
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<映画.comより>

妄想シーンがとても安っぽく、あ、妄想きたきたとバレバレな織り込み方。
カメラマンを追いかける旅も妄想シーンかと思ったらそうではなかった。
大酒を飲みフラフラのパイロットが操縦するヘリコプターに飛び乗る。大荒れの、鮫が泳ぐ海に目当ての船を見つけてダイブ。船に拾い上げられて・・・
何十キロの山道をスケボーで疾走・・・・・
ヒマラヤ単身登頂・・・・
延々続く、カメラマン追いかけ旅。
あり得なさと壮大な風景が眠気を誘う。

だが、最後の5分で、荒唐無稽映画が一気に挽回!

新しいCEOがきてデジタル誌と生まれ変わる『LIFE』。
無断欠勤してカメラマンを追いかけていたウォルターもクビ。
しかしウォルターはようやく見つけたNo25のフィルムをもって役員室に乗り込み
捨て台詞。
「あなたたちはそうやってLIFEを大切に思って働いてきた人たちを大勢、切ったんだ。ためしにLIFEの社訓を言ってみろ」「〇△*×・・・・」「それはマクドナルドの社訓だ」

そう、日本の企業は働く人を大切にしてきた。年長序列制度にも欠点はあるが、会社に忠誠を尽くした精神が日本の産業を発展させた。
時代とともに能率主義にとってかわり、不況になれば、社員切り、契約、派遣の使い捨て雇用。
人を育てることを忘れた企業に必ずしっぺ返しがくる。現にそういう事態は起こっている。韓国、中国への技術流失もその一つ。

ウォルターは新しい職場探しする。職歴に「LIFEを16年勤めた」と書き記す。
転職が日常茶飯事のアメリカで、優良企業に16年勤めあげたことは何よりの立派な経歴となることだろう。
話の根幹に解せないところが二、三あったが、最後の落としどころでやられた。
探し求めたフィルムNo25にうつっていたモノ。
それは何か、ネタバレしたいけど、ここらでやめておきましょう。

(追記)長~いエンドロール、大半の観客は帰ったのに夫は席を立たない。
そんなにこの映画に感動したのかと問えば、座席に忘れ物をしてないか(館内が)明るくなるまで待っているとのことだった(笑)。
「大橋トリオってこんなに歌うまかったっけ?」
「大橋トリオ、変わったね。」
アンコールの余韻が残る会場、人々が帰り支度をしている中、友人との会話。

ソールドアウトの名古屋公演はツアー初日。
ロビー入口には人が溢れている。「リハーサルの都合上、開場が遅れます」と放送が何度も入る。
そう、そのわけは
「リハーサルで壮大な曲になるよう変更したんですよね。せっかくのライブだからね。」「普通の方がよかったと言う人は・・・セーデー(CDのこと)で聞いてください。」
壮大なアレンジしたのは他にも何曲かあった。ドラマチックな曲が好きな私としてはこのアレンジは嬉しい。

滅多にプライベートなことを話さない大橋トリオが、今日は珍しく自分を語る。
「前は映画の曲を作ったりアレンジしたり裏方の仕事だったのですよ。自分には向いていると気に入っていたのにですが、『You!(笑)歌ってみたらどう?下手じゃないみたいだし』と言う人がいて作ったのがアルバム、どうせ作るならちょっとこだわった。。ようにみえるのをと思って3年かかりました….」
表に出るキャラじゃないように見受けられたのは、裏方志向だったからなのだろう。
「弾き語りは小さい時からしていた。でも親の前では恥ずかしい。で、こそっと弾いていたのがビリージョエルの『オネスティ』」(弾いてくれるかと期待したがそれはなし)
鍵盤を軽やかにすべらせ、時には激しく叩く、大橋のピアノの腕前は相当だ。小さいころから弾き語りとは恐れ入りました。

かみ合わないサポメンとの会話はいつものことだ。ファンもあったかく会話の間を見守る。
「大橋さんは厳しい、もういいかと思っても絶対妥協しない」とバックミュージッシャンの本音がチラリ。
大橋は「ミュージッシャンがいつかない。いつも変わるんですよ」。
ソフトな外見と裏腹な、完璧さ求める音楽職人としての顔。仲間うちとか馴れ合いとか嫌なんだろうな。緊張がいい音楽を生む。

昨年のロック仕様ライブとはまた違った大橋の一面を知った。
注目のファッションはというと。。。テンガロンハットに白地に花柄のつなぎ。お洒落なのか、いやお洒落なのだろうけどなんとも評価しずらい(笑)。会場に目立つ「大橋男子」もさすがに真似は難しいだろう。
大橋でなければ着こなせないファッションだ。
ロビーで売るグッズもユニーク。ファッションブランドメーカーとのコラボした名古屋限定カラーの帽子、青い革靴。
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<公式チラシより>

いつもはライブ後半から出てくる声だが、今日は最初から出ていた。
「大橋トリオ、歌上手くなったね」
MCも自分語りして
「大橋トリオ、変わったね。(MCがそれなりに滑らか)慣れた?」

「今日のライブ、すごくよかったね」。
考えれば、名古屋初ライブ、ブルーノートこそ見逃したが、5年近くライブに参戦している私たち。
大橋トリオのINGをまだまだ見たいと思っている。
龍光寺(りょうこうじ)の寝釈迦祭りに行った。
神戸(かんべ)に春がくると言われる祭りだ。
東大寺のお水取りみたいなものだろう。

昨年は微笑膳(みしょうぜん)目当てに出向いた。
鰹節さえ使わない徹底した精進料理、彩り豊かなことに感心した。
ウナギの蒲焼きに見立てた豆腐と茄子、絶対、騙されるほどそっくりだった。
京都で食べればもっと高いだろうに、拝観料込の良心的な価格だった。

龍光寺には16畳もある涅槃図がまつってあり、祭りの三日間だけ開帳される。
昨年、涅槃図絵解法話があると知り、せっかくだからと食事の後、友人を誘って本堂に入った。
説法はもう始まっていた。壁際のソファに座ったが絵が見られない。
場所を変わって座布団に座った。
本山からきたという若い僧は、東日本大震災でのボランティアでの体験を話をした。
若い感性の瑞々しい法話で感動したのに、情けないことに内容を忘れてしまったのだが、(blogに書いておけばよかった。)来年は最初から聞こうと思った。

今年の寝釈迦祭りは好天に恵まれた。参道をひしめく屋台をひやかしながらお寺に着く。やっぱりお祭りはお天気がいい方が気分も盛り上がる。
微笑膳は昨年に比べ心なしかバージョンダウンした気がした。昨年ほど感激しなかったが、初めて食べる夫は満足しているようだった。
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今年は準備万端、法話⇒絵解き法話とフルで聞く気満々で正面ソファに陣取る。
約1時間の法話が終わると僧が変わり、いよいよ絵解き法話だ。
今年は年配の僧が話をする。絵巻に出てくるような迫力のある風貌だ。声も大きい。
聞く者を射すくめるような鋭い眼光で、時々立ち位置を変えながら説法する。
「絵の中にはたくさんの法がある」と言う。絵に描かれている弟子のひとりはかつて
何か月たってもお経が覚えられないほどの愚鈍だった。そこで釈迦は布を渡し客人の塵や埃を払う仕事を言いつける。毎日、塵を払っているうちに「そうだ、塵とは心の塵なのだ」と悟りを開き、高名な弟子になったと言う。
その話を聞き、私は心に積もった塵が少し掃われた気がした。
またこれは絵のどのパートの絵解きか覚えていないのだが、「書き記すことの重さ」の説法もあった。

60代の夫婦がいた。病に倒れた夫を看病していた妻が体の不調を訴えた。
入院してわずか二か月で亡くなった。残された夫は不自由な体ながら、一緒に住もうという長男の誘いを断り一人暮らしをする。しかし三年がたった。一人暮らしはいよいよ無理となった。長男宅に身を寄せることを決める。家の中を片づけていたら鏡台の中に一通の手紙。妻からだった。「私は入院しますが、もう家には帰ってこれないような気がします。息子夫婦に世話になったら、息子は血がつながっていますが、お嫁さんは違います、どうか今までのように勝手なことをいわず可愛がられる年寄りになって下さい。時々私のことを思い出してくれたら幸いです・・・」。これは実話と言う。
妻の気持ちをしたためた手紙を、三年後に読んだ夫。どちらもせつない。涙が出そうになった。

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このお坊さんはちょっと生臭と思われるかもしれないがと前置きし、『布施』について話す。布施とは大事なものを捧げること。皆さんはお賽銭にお札を残し、小銭を入れるが、それでは・・・いやそれでもしないよりいいのだが・・・
本堂は賽銭箱の奥。その時、賽銭箱に小銭を入れる音。漏れる失笑ですね。これはどうでしょうかね。この話は少し蛇足・・・・

とはいえ、涅槃図を棒で指しながらの熱演説法に時には笑い、時には涙ぐむ。
このかんじ、寄席で聞く落語や講談に似ていないこともない。

葬式仏教として言われ久しいが、しかし寺が寺であったその昔、人々は寺へみんなで連れだって行って、ためになる法話を聞いて、泣いて笑って、心の埃をはらってすっきりして・・・
庶民の娯楽が少なかった時代、寺にはエンタメがあった。
そう!法話エンタメだ!
American Idol Season13、ハリウッドウィークが終わった。
ジャッジが選んだ31から視聴者がラスト2→1を投票し30。
顔ぶれを見ると、女性は別として男性。見た目では絶対選んでいないでしょというくらい微妙。
ゲイとおぼしき人は必ずいる。大抵、マッチョなのに仕草がオネエ系。
客席を前に緊張からか音を外し、これが何万人の挑戦者から選ばれた?とガッカリする人がいるのもいつものこと。

毎年ちょこっとずつルールが変わる。
シーズン13はジャッジが30人から、客席を前に歌う20人を選ぶ。そこから視聴者投票に委ねて10人。
敗者復活で+3人。TOP13が出揃った!
今年は女性のゲイ(いわばレズ)が番組で前代未聞のカミングアウト。意外に保守的なアメリカ社会で裏目に出ず、ベスト13にランクイン。
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<番組公式HPより>

アレックス、私の一押しとなりました。
12の楽器を使いこなすアーティスト。
シリーズ10の、同じくアーティスト系ケイシーはハスキーなうなり声が耳障りのときがあったが、アレックスの美しいファルセットにはつい聞き入ってしまう。歌は上手いだけではダメ。人を惹きつけるものがあるかどうかだと力説するジャッジ達も大絶賛だ。
会場をまるでアレックスのライブに変身してしまうグルーヴな演奏。
客席と目を合わせないのが欠点だとコーチが指摘する。だがそのシャイさが、うるさいほどアピールし過ぎる他の挑戦者の中で、逆に際立つ個性と映る。
「自分はアメアイの求める像と違うとは思うのだけど」。ベスト30を告げられた時もビックリしている様子だった。イケメンではないが、控え目さが応援したくなるキャラだ。

いよいよ波乱含みの本選突入だ。