長すぎ、意味不明で一度では到底覚えられないタイトルの映画だ。
予告編を見て夫が興味津々。その上、オール三重ロケと聞いては三重県人としては行かねばならぬ、公開を待っての鑑賞。

舟を編むの三浦しをん原作+『ウォーターボーイズ』監督の異色組み合わせ。
予告編ではやたらお尻(男性の)が出てきたので、どうせ下ネタ満載のドタバタ映画ではと高をくくっていたら・・・
いやいや、なかなか真面目なつくりの映画だった。
何より「林業」に焦点を当てたのがGood Job!
三浦しをんという作家は辞書作りとか林業とか、マイナー職業を描くのが上手い。
普通の生活では、なかなか見聞きできない仕事を知るだけでも興味深い。
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大学試験に失敗したお気楽主人公が、たまたま手に取ったパンフレットで飛び込んだ林業研修生。
山村のまた僻地、神去村に住み主人公が成長していく話なのだが、その中には恋あり、挫折あり。
だけどありがちな根性ものになっていない。イマドキ草食系男子の“ゆるキャラ力”も捨てたものではない。いつのまにか胸が熱くなって、主人公を応援してしまう周囲の人々と観客。

スクリーンで壮大な自然を感じ、森林浴がたっぷりできる。
見た後の爽快感があって、お勧めの映画です!

画像は<映画.com>より
柳の下に二匹目のドジョウはやはりいなかった。
Ⅰは面白くてお腹を抱えて笑った。スケールの大きさにもビックリした。
だからⅡは絶対、映画館で見たいと思っていた。

Ⅰの大ヒットのお陰でセットにお金がかかっているのがわかる。
しかしあまり笑えない。せいぜい小ネタにクスくらい。客席も静かだ。
オープニングのコロシアムからよくなかった。血が飛ぶ場面に目を背ける。
残酷場面に笑いはない。

お風呂造りのアイディアが煮詰まると現代にタイムワープの繰り返し。
前は偶然だったけど、Ⅱは意図的。意外性がない。
笑ってスッキリ爽やかというわけにもいかず、全体的に期待ほどではなかった。
阿部寛の鍛えた肉体美と日本の温泉美を堪能する映画か。
それで何が悪いと言われると何も言えないが・・・・

前作を超える続編は難しい。
『三丁目の夕日』と同じく、三作目は行かないなぁ~・・・
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<映画.com>
アメリカンアイドルが危ない!
ずっと視聴率王座を誇っていたのに今や急降下だ。
番組だって手をこまねいているわけではない。新しい試みをいろいろしている。が、いかんせんオーディション番組自体が曲がり角なのは否めない。Xファクターアメリカ版もシーズン3で終了だ。
あるアメリカ人は「もし才能があったら、オーディション番組に出るか。そんなかったるいことをしないで直接売り込みにいく」と言っていた。
視聴者は浮気者だ。必死になって投票をしても、いざデビューになれば知らん顔。CD売り上げにつながらない。。
ただ最近はスコッティやフィリップ・フィリップの成功があるので一概には言えないが。

シーズン13は低迷するアメリカンアイドルの起死回生を狙っていたはずだ。
大勢の挑戦者が集まった。才能ある者が沢山いたはずだ。ジャッジも変えた。ジャッジ方法も変えた。
だがトップ10に残った顔ぶれはどうだろう。
何度も音程が・・と指摘されたCJ。
どこがいいのか未だにさっぱりわからないジェシカ。
ゲイだとカミングアウトしたMKは暗かった。音程もあやうかった。
期待のマラヤは出来不出来の波がありすぎだった。
歌は上手いが、古臭さが否めないディクスターやケイレブ。
唯一のイケメン枠のサムでさえ、頼りない。華がなさすぎるシーズン13の面々だ。

そんななかアレックスはいつも淡々と自分のスタイルで一定の水準以上のパフォーマンスを見せてくれる。
消去法でいくとアレックス優勝かと思っていたら、ここがやはりアメリカンアイドルの面白いところ。
急に躍り出てきたジーナ。この間のRadioHeadのCreep。シーズン13で久々にリピート再生した。最初の印象はほとんどなかったけど、いつの間にか力をつけてきた。きれいにもなっている。何度もボトム入りしながらトップ3に残ったシーズン10のヘイリー。ジーナはヘイリーみたいに大化けしている。それにジーナには今までボトムに入っていない強みもある。

ファイナルはジーナVSアレックスで決まりだろうか。
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http://www.hitfix.com
ゴールデンウィークの真っ最中にクリスマス映画の話題で申し訳ないが・・
素晴らしき哉、人生
1946年のアメリカ映画。今なお、クリスマスシーズンになるとアメリカ三大ネットワークテレビ局のどこかで必ず放映される映画である。
何をやってもカスをひいてしまう主人公ジョージが川に飛び込み死のうとしたその時、現れたのが二級天使。
「自分なんか生まれてこなかったらよかった」と嘆く主人公ジョージに、天使は「ジョージが生まれてこなかった世界を見せる」と連れて行く。
どんな人間も多くの人に影響を与えていて、支えられているかをジョージは知ることになる。ジョージは危機も乗り越え、家族と共に素晴らしいクリスマスを迎える。

天使のくれた時間
ニコラスケイジ主演。2000年アメリカ映画。
恋人ケイトと別れたジャックはウォール街で成功を治める。何でも持っていると自負するジャックはクリスマスイブに、奇妙な若者に出会う。若者は「本当にそうか確かめろ」と消える。
ジャックが目が覚めると別れたはずの恋人と結婚している。子供も二人。ジャックはタイヤ会社で働くしがないサラリーマン。戸惑いと苛立ちで生活していくうちに、ジャックは人生で何が大切なことかに気づく。その時、再び現れた若者。「幻想は一瞬さ」と消えていく。元の世界に戻ったジャックがとった行動は・・・
この若者は『素晴らしき哉、人生』の二級天使の現代版。しかしピストルで脅かす荒っぽい行動。天使なのか悪魔なのか。
人はもしあの時、違う選択していたら人生はどうだっただろうかと考える。
だがそこに逃げず、現実と向かい合う大切さを気づかせてくれる映画だ。

死神
落語『死神』(春風亭小朝版)を聞いた。
自殺しようとする男に死神が現れ、「死神が病人の枕元に座っていたら駄目。足元に座っていたら助かるから呪文を唱えて追い払え」と言う。その力を生かし医者になるようアドバイスする。主人公は医者になって大金を得るが放蕩三昧、ついに足元に座っている死神しか見えないようになる。困り果てた男に死神が再び現れ、洞窟に連れて行く。
そこには大量のロウソクが揺らめいていた。人間の寿命だという。消えそうなろうそくからは泣き声が聞こえる。男が継ぎ足すと安堵の声と変わる。今の気持ちはどうかと死神に問われ喜びを感じたと答える。男は世のために生きると決意。消える寸前だった男のろうそくが再び燃える

映画やお話の中で天使や悪魔、死神は表バージョン、裏バージョンで生きることの尊さと価値を教えてくれる。
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<神島・八代(ヤツシロ)神社の絵馬>

私はすっかり島巡りの虜だ。
友達のお陰で鳥羽の離島行きが日帰り可能だとわかった。
それに今まで鳥羽に行くには特急と思い込んでいたが、急行でも充分だというのもわかった。

何でも形から入る私(笑)。ハイキング用品を揃えた。リュック、ショルダーポシェットにサングラス。『近鉄あみま倶楽部』にも入会。会費1,000円。大きな特典は乗車券2割引券10枚、特急券100円引き10枚。他にも近鉄グループや観光スポットのクーポン付。乗車割引券を使うと最寄駅から鳥羽まで1.000円ちょっとで行ける。この安さ、嬉しいじゃないですか。

明日はお天気がよさそうだ。答志島一人旅を決める。急行を乗継ぎ鳥羽で降り、鳥羽港に向かう。定期船乗り場で「答志島1枚」と言う。「答志島のどこですか。和具に、答志島に、桃取港がありますが」。答志島に三つも港があるなんて知らなかった。「どこでもいいです。一番早く出る船で」と和具にする。和具港は近い。鳥羽から15分。あやうく乗り過ごしそうだった。あわてたので財布の入ったポーチを座席に置き忘れそうになった。が、すぐ気付いたのでセーフだった。乗り過ごしたら大変なとこだった。一日数便しかないので電車のようなわけにはいかない。

鳥羽の観光案内所で答志島の観光マップをもらっておいてよかった。
和具港にはそれらしきものは何もなかった。
島の観光課、もうちょっと力入れて欲しい。が、こののんびりさがいいのかなと思い直す。

答志島は神島より広い。人口も多い。
和具港には活気が溢れている。港で働く若い人も多そうだ。
わかめを茹で上げる匂いがあたりに漂う。船のエンジンの音がなりひびく。漁に出た漁船が戻ってきたようだ。海沿いには海産物を加工する小屋が立ち並んでいる。

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<茹で上がったわかめ>



築影山遊歩道コースを歩く。遊歩道と言ってもなまやさしいものではない。かなりの急坂だ。
港の喧騒が嘘のように平日の山は静かだ。誰ひとり会わないのはこわいが、一人なのでマイペースで歩ける。遊歩道には史跡が点在し、登りきったところに見晴らし台がある。
島の見晴らし台の景色はどこも素晴らしい。雲一つない空、真っ青な海、船。
いろんな悩みも、ちまちまとしたものに思えてくる。頬をなぜる爽やかな風に汗がひいていく。天気を見て決める日帰り旅行の醍醐味だ。「曇り女」も日帰り旅行なら無縁。
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ランチは島に着いた早々、決めた寿司店。
迷わず海鮮丼をオーダー。鮪をのぞき地の魚ばかりという海鮮丼。なんと海老が生きていた。おかみが殻をとってくれて頭を塩焼きにしてくれる。こんな美味しい海鮮丼、今までも食べたことがない!酢飯の具合もほどよい。島で採れたというわかめのお澄ましは薄味で上品だった。

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ランチでエネルギー補給して今度は岩尾山遊歩道を歩く。
このコースには古墳が二箇所ある。

二つ遊歩道を巡り、答志港に行った。次の船まで2時間待ちである。
時間稼ぎに和具港まで今度は直線距離で戻る。ここは次の船まで1時間半待ち。
神島以上の急坂二つ登って足がパンパンである。もう歩きたくない。スマホいじったりして船を待つ。今度は文庫本か新聞を持って来なくっちゃ。

帰ってから三日間、ふくらはぎが痛かった。
でも、私はもう次に行く島はどこにしようかと考えている。

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<軒先の洗濯物>