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授業中、いつも賑やかなスリランカの学生たち。今日は一段とおしゃべりの声が高い。
後ろの席を向いて、四人でずっと話している。
何度、注意してもやめない。
いつもは優しい(?)私も、つい声を荒げる。
「一体、どうしたんですか。おしゃべりは授業が終わってからにしてください」。
すると一人の学生がスマホを見せ「スリランカで大統領選挙があったんです。」
「今、開票の途中で・・・。新しい大統領になりそうなんです」(まだ彼らは来日半年なので、彼らの話を総合して)「新しい大統領はムスリムの人たちが推しています」「スリランカにはイスラムの人が多いの?」と流れで質問する。「多くないですけど、力があるので・・」「で、あなたたちは日本から選挙できるの?」「できません。でもスリランカがこれからどうなるか心配で。」
母国を憂いている彼らに感心するが、「わかりました。でも続きはあとにしてね」

でも、私は考える。日本の学生が留学するとする。彼らは異国の地で、総選挙の行方を同胞と熱く語るだろうか。自民党が政権とろうが、民主党になろうが大して変わらない、そう思うのではないか。いや、総選挙の日さえ頭にない学生も多かろう。
留学生のことは言えない。この間の選挙の投票率は国民の関心の低さを表している!

スリランカの政治は生活に密着している。ムスリムが支持する候補者が政権を握れば、生活がガラっと変わる。極端に言えば命にかかわるかもしれないのだ。

裏を返せば、日本は平和ということ。

休み時間、また別のスリランカの学生たちが集まり、スマホ片手に熱くしゃべっていた。
# by feliza0930 | 2015-01-11 16:41 | ・SOCIETY
ホーチミン市内では地下鉄工事が着々と進行中だ。
ホーチンミン市が清水建設、前田建設工業と提携し、4年半後の開通をめざす。地下鉄はベンダイン市場まで開通し、順次路線を広げていく計画である。

テレビ東京系『未来世紀ジパング』ではインドネシアで日本の電車が活用されていると放送していた。古くなった電車が再生されジャカルタを走る。日本の車両は冷房完備、そのため今までは暑さをよけるために車両の上に乗って起きた事故も激減、電車の本数も増え渋滞緩和に役に立っているという番組を見たばかりだった。
ベトナムでも日本の技術が役に立つと思うと誇らしい。
地下鉄が通れば、街の様子は様変わりするだろう。バイクの大群は減るだろうか。車が増えるだろうか。

ホーチンミンで「さくら日本語学校」を見た。日本語検定試験と留学試験の掲示があった。
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<さくら日本語学校>

こぎれいな雑貨店には日本語の達者な店員がいる。「まだまだです」と謙遜して言うが、彼らの日本語は観光客向けの通り一遍ではないとすぐわかる。
聞けば日本語学校に何か月か通い、今なお独学で勉強しているという。教科書は日本語学習のバイブルともいえる『みんなの日本語』というから親近感がわく。
ベトナムは今、空前の日本語ブームだ。ベトナムで、日本で、日本語を学ぶ学生が急増している。
日本語を話す若者が増えてくれば、ベトナムと日本の関係はますます深くなるだろう。
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空港カウンターで帰国便のチェックインを待っていた。前に並んでいる男性(20代後半から30代前半くらい)が何か話したそうにチラチラこちらを見るので「日本に行くのですか」と聞いてみた。
彼は満面の笑みを浮かべ「はい」と言う。大きなスーツケースに沢山の荷物から「お仕事ですか」と聞く。
「はい、沖縄に行きます」。そう言い、頼んでもいないのに就業ビザを嬉しそうに見せてくれる。
「日本語上手ですね、頑張ってください」と言ったら「ありがとうございます。頑張ります」弾んだ声が返ってきた。

こうやって夢を抱いてまた一人若者が日本にやってくる。
# by feliza0930 | 2014-10-09 23:51 | ・TRAVEL
旅先ではいつも催し物をチェックする。
幸い、ホテルの前はオペラハウス。ホテルのインフォメーションでいい催しものがないか尋ねて勧められたのがAOショー。伝統的な水上劇と迷っていたらスタッフが「あれはごくありふれたもの」とバサッと斬る。まぁ歴史博物館でチラッと見たし、スルーすることにした。
AOショーは伝統的なものと近代的なものをミックスした竹を使ったパフォーマンスだと説明してくれた。
ホテルを通すと二割引きだと言う。真ん中価格のチケットを予約する。
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開演20分前にはもう人だかりができている。
ロビーではお茶提供があった。ジャスミン茶に生姜の砂糖漬け。ワインバーがあってもよさそうなのに無料接待だ。商売気がない。
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<ロビーでのお茶無料提供>

列に並び案内に従って席に着く。
天井の細工が凝っている。バルコニー席が張り出している。
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思っていたより小さい。これなら一番安い席でもよかったかもとつい主婦根性が働く。
座席番号がなぜか一つ飛びだ。
●驚くべきレベルの高さ!AOショー~ベトナム旅行⑦_f0234728_2232470.jpg

ショーが始まった。オープニングから意表を突く演出だ。劇場横の黒いカーテンから出演者が飛び出してくる。竹と竹ざるを駆使したパフォーマンス。シンプルな舞台がかえって想像力をかきたてる。
あっという間の一時間。出演者はロビーに出て記念撮影に応じている。舞台を所狭しと動いて跳んでいたのに驚くほど小柄だ。
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白亜のオペラハウスは夜は更に美しい。
お迎えバスやタクシーが観客が出てくるのを待っている。でも私のホテルは劇場の目の前だ。
さあ、急ごう!急げばラウンジの軽食提供終了時間に間に合う。と、芸術見た後でも主婦根性(笑)。
●驚くべきレベルの高さ!AOショー~ベトナム旅行⑦_f0234728_23342878.jpg

# by feliza0930 | 2014-10-09 22:38 | ・TRAVEL
●ラップ&ロール
ロック&ロールならぬ『ラップ&ロール』。ベトナムの春巻き店だ。チェーン店?かも。ネーミングのセンスがよい。
一見、カフェのような明るい店内。沢山種類があって迷ったので盛り合わせを二点頼む。思ったより小ぶりで上品。お腹が膨れない。そこでもう一品、卵焼きの上にのった春巻きを夫が追加で頼む。
卵焼きは私好みの関東風の甘い味。これが美味しかった。
一緒に頼んだのが333ビールこと「バババビール」。語感が面白くて笑ってしまう。
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●チェー
いわばベトナム風蜜まめ。緑豆を足してオリジナルチェーを作ってもらった。甘さがほどよい。日本の和菓子も甘さ半分になればいいのにと思う。
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●ベトナム料理レストラン
ホテルのスタッフのお勧めレストラン。ホテルから歩いて10分くらい。
最終日、夫が昼寝の前に下見をしてくれたので迷わずに行けた。かなり大きなお店だった。
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店内は賑わっていた。私たちが席に着いたすぐ後から、カップルが隣のテーブルに座った。日本人のようだったので軽く挨拶をする。だが、女性はベトナム人だった。女性は達者な日本語で男性と話していた。聞けば会社の同僚とのことだった。メニューを見てもさっぱりわからないのでお隣さんにお勧めを聞いてみた。「メニューを見てもわからないでしょう?客席をぐるりと回っておいしそうなのがあれば、ウェイターを呼んで同じものを注文したらいいですよ」とアドバイスしてくれた。店内の周囲はオープンキッチンになっていた。夫はそんな方法でとあまり賛成ではなさそうだったが、せっかく言ってくれたのだからものは試し、私一人で店内をぐるぐる回った。「これがいい」「あれがいい」と何皿かウェイターや調理人に注文した。ウェイターが料理名を書いた紙を渡してくれた。ビールは勿論、バババビール(笑)。
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注文した料理がきた。一皿ははずれだったが、春雨鍋?は当たり。
雨に濡れ風邪をひきそうだったが、体があたたまった。
最後のしめはひなまつりの菱餅のような緑色のお餅にした。お腹いっぱいだったが、ガイドブックに載っていたので食べたかったのだ。ほんのり甘さがやさしい。

お隣のカップルの料理はどれも美味しそうにみえた。

●バタークリームケーキ
今年はベトナム到着の前日が誕生日。
ホテルに予約した際のリクエスト欄の「高層階+静かな部屋+誕生日」にチェックした。勿論、誕生日が前日というのは正直に書きましたよ。ダメもとです。
到着した日の晩、突然ノックする音。ボーイがケーキを運んできた。すっかり忘れていたので驚いた。ケーキはスウィートポテト+マジパンのようなシンプルなものだった。

ホテルから歩いて三分のところにケーキやを見つけた。バタークリームケーキが売っていた。
年に一回、誕生日には食べたいバタークリームケーキ。思いかけずベトナムで食べることができた。
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# by feliza0930 | 2014-10-09 20:26 | ・TRAVEL
(時系列全く無視の旅記録です。印象に残った順、思い出した順に書いています。)
戦争証跡博物館を見て、ベンタイン市場に行くことになった。
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<戦争証跡博物館展示より>

昼過ぎに突然降り出した雨は少し小降りになったが、まだまだ降っている。ベトナムの街歩きは大変だ。バイクの洪水でなかなか横断歩道が渡れない上に、道が悪い。そこら中で工事もしている。雨が降っていると近そうに見えるところもなかなか辿り着けない。
人に聞けば親切に道を教えてくれるのだが、結構、適当だ。ワンブロック自体がわかりにくい。
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<雨宿りで入ったホテルの喫茶店>

四つ辻で地図を見ていると寄ってきました。シクロの運転手二人。シクロとは人力車みたいなものだと思ってもらえればよい。
1ドルでペンタイン市場にどうだと言ってくる。トゥクトゥク詐欺がよみがえる。
あやしい、断って歩き出すとどこまでもついてくる。信号待ちになるとピタッと横についておもむろに懐からノートを取り出し見せた。「この人は親切です・・・」みたいな日本語が書いてある。ハイハイありましたね。地球の歩き方かネットに。日本語で書いたノートを出して見せるシクロ運転手に注意と。夫にやめようと合図するのだが、夫はこの雨の中、どれだけかかるかわからないから乗ろうと言う。
午前中、歩き回ったので足も疲れている。不承不承、乗ることにすると、一台のシクロに一人ずつ乗るはめになる。そうか、シクロとは一人乗り。そんなことも知らなかった。
しかしさすがシクロ、車とバイクで渋滞の中をスイスイ。三ブロックくらい走る。確かにこの距離では歩くのは大変だっただろう。途中、シクロから降りて車とバイク洪水の中を歩いてひっぱる。
結構な距離を乗ってベンタイン市場に着いた。

料金を払う段になった。ベトナムのお金の単位はベトナムドンだ。ドルとドンが紛らわしい。また10,000ドンが36円前後と計算しにくい。
デパートでミリオンなんとかといわれるとすぐにいくらかわからない。
シクロの運転手はどう計算しても1ドルではない金額を言い、二台分請求してくる。
携帯電卓で計算するのだが、こっちはテンパっているのですぐにわからない。運転手は料金表を見せてくるので(その時はじめて)それ以上言えない。
しまった、乗る前にしっかり金額を紙に書いてもらうべきだった。

夫が払ったので一体いくらになったのか私はしらない。追及すると、夫が「シクロに乗らなければあの雨の中、市場に行くのは無理だった」と不機嫌になったのでやめた。日本円にしたら大した金額ではなかったかもしれないけど、シクロの運転手のトリッキーな言い方が不愉快になった。

帰りは市場からホテルまで歩いた。シクロにも乗らず傘をさしながら根性で歩いた。途中、店に立ち寄って買い物をした。荷物が増えホテルまでよけい遠く感じた。
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# by feliza0930 | 2014-10-09 15:20 | ・TRAVEL