先月、東京に行った友人から聞いたアイスプラントの名前。

原宿のカフェレストランで、サラダに出てきた野菜だったとか。

葉の表面が水滴をたらしたような野菜で、外国人のイケメンウェイターが「これは最近出回ったのですよ」と誇らしげに説明していたらしい。
それ以来、私の頭にしっかりインプットされたアイスプラント

近郊の都市に登場するのは今年あたりか。
地元でお目見えするのは来年くらいかな、と勝手に想像していた。

ところが昨日、地元のスーパーでそれらしき野菜に遭遇。
ひょっとしてと手に取ると、ラベルにはプッチーナ
しかし下に小さく英語でIce plantの字が添えてあった。


なるほど表面がキラキラ輝いている。
ほんのり塩味がして何もつけずに食べられる、不思議な食感の野菜だった。

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大橋トリオ熊木杏里の共通点は?

答えは『武田鉄矢』。二人とも武田鉄矢の作詞した歌を歌っている。
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私をたどる物語
作詞:武田鉄矢 作曲:熊木杏里

頬をぶたれた 少年がひとり
日暮れの道で 泣いている
父が憎いと 声とがらせて
涙でゆがんだ 空見てる

遠い未来が 不安でならず
呼ばれて 返事しなかった
だけどやっぱり きみが悪いよ
自分を隠しているからさ

さあ鉛筆しっかり 握りしめ
私という字を 書くのです
白いノートの 私にだけは
夢を話してゆくのです

君しか書けない その物語
私という名の物語


髪を切られた 少女がひとり
鏡の前で 泣いている
母が嫌いと 声をつまらせ
自分を悔しく にらんでる

ちがう親から 生まれていたら
ちがう自分に なれたという
だけどやっぱり きみはちがうよ
そしたらきみは いなくなる

さあ鉛筆しっかり 握りしめ
私という字を 書くのです
白いノートの 私とだけは
ずっと仲よく するのです

君がたどってゆく物語
私という名の物語
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思春期でもないのに胸が痛い。
武田鉄矢の詩は他の人が歌うと輝きを増す。
友達のお勧めで熊木杏里を聞いた。

正直言うと、私は女性ボーカルの歌はほとんど聞かない。
もっているCDも9割以上は男性ボーカルだ。
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しかし彼女のCDを聞いてみると、これがなかなかいい。
まず声がいい。澄んだ癖のない声がとても心地よい。まるでα波が出ているようだ。
そして歌詞がいい。内省的でナイーブな詩がやさしく突きささる。

曲調は似ているのにそんなことも気にならない。
聞けば聞くほど彼女の世界にはいっていく。
歌うことによって自分の傷口を癒しているようにみえる彼女の歌は
聞いている人の傷口まで癒してくれる。

まだまだ私の知らない歌がある。
またひとつ、新しい世界が開けたようで嬉しい。
週刊文春の<シネマチャート>で一家言ある映画評論家5人が、そろいもそろって高得点をつけるということはそうはあるまい。
その稀な映画が昨年度アカデミー作品賞にノミネートされた『第9地区』。
特にオスギが「今年一番の映画よ!」と声高に叫んでいれば、しまいと思ってもつい期待してしまう。

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たくさんのエイリアンの難民を乗せた巨大宇宙船が、南アフリカのヨハネスブルクに不時着。
エイリアンたちは第9地区に隔離されるが、20年に及ぶ年月のため彼らの居住区はスラム化してしまう。
彼らを強制退去させる役目を担ったのが超国家機関MNUの一員、ヴィカス。

ヴィカスの体がウィルスに冒されエイリアン化するにつれ、MNUの標的は一転、ヴィカスへ。
グロテスクな場面続出で何度も映画館を出ようと思ったのだが、固唾をのむ怒涛の展開に金縛り状態になって動けない。
哀しいけど詩的なラストに涙した。

ダークでハードだからあまりお勧めでないけど、夫婦とか家族とかそんなレベルではない人類規模、地球規模の映画。
アパルトヘイト、移民、武器商人、国家権力・・と裏にメッセージが隠れていないかとつい探ろうとしてしまう。

エイリアンのグロテスクな容姿が気にならなくなっていくにつれ、対照的に人間の醜さが顕わになっていく。

”汚い、グロイ、臭い”の3K映画だけど、オスギだけじゃない、各方面超絶賛の話題映画なので
一見の価値あり!
f0234728_11372476.gif3”。
これは昨年失くした傘の数だ。
長傘2本、折りたたみ1本。

三年前、何度も人から誉められたお気に入りの長傘を失くしてしまった。
それ以来1500円以上のは買うまいと決めたのはいいのだが、逆にそれが仇になり(?)アンキになくしてしまうようになった。
買ってもすぐ失くしてしまうので、柄もイマイチ覚えていない。
我ながら呆れる。

例のお気に入り傘は安くなかったのもあるが、失くした時は駅に電話したり思い当るところを探しに行ったものだった。が、最近ではその気力もなくなってしまった。

そんなわけで今、使っている長傘はボロ傘。気がつけば穴も開いている。
失くしても惜しくないような傘なのだが、それがなかなか失くさない。

雨の日はお洒落な傘を持っている人を見るとうらやましく
みすぼらしい傘をもっている自分がちょっとみじめに思える

それが先日、例のお気に入りの傘を見つけたのだ。
盲点でした!こんな場所にあるとは!
もしかしたら違う人のかもと思い、手に取り柄を見ればしかと私の名前が!
購入した時、傘屋さんがサービスでつけてくれたシール。
広げてみれば三年の年月を経ているのに全然色褪せていない。

今日は雨、傘をさすのが楽しみです。