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といってもそんなのがあるわけではない。
●南アフリカ共和国三部作_f0234728_1631715.gif
インビクタス』『第9地区』『マンデラの名もなき看守』。
今年、私が見た南アフリカ共和国を舞台にした三本の映画だ。
第9地区』はSFだからさておき、『インビクタス』と『名もなき看守』にはマンデラ大統領が登場する。

インビクタス』はマンデラが大統領になってからの話だ。
果たしてこんな人がいるのだろうかと思うほど、素晴らしいリーダーとして描かれている。日本の政治家にも是非、見てもらいたいと思う。

名もなき看守』は、マンデラの収監生活を一人の看守の目から見た映画だ。
30年に及ぶ長い収監生活だったので、かなりはしおってはいたが、マンデラの崇高な精神と、アパルトヘイトと戦いぬく不屈の精神がよく表れていた。
しかし、現実は映画のようにはいかない。
マンデラは、(映画ではあんなに堅く心が結ばれていたはずの)妻と離婚をする。
アパルトヘイトは表向きなくなったが、差別は現存し、生活格差は広がっている。
●南アフリカ共和国三部作_f0234728_1633121.gif
今年は奇しくもワールドカップ南アフリカ大会が開催される年。
治安は年々悪化している。
そのためだけではないだろうが、チケットもかなり余っているらしい。

マンデラの描いた理想社会実現の道は遠い。
2010年6月、世界の目は南アフリカに集まる。
# by feliza0930 | 2010-04-19 16:42 | ・MOVIE
●デビュー_f0234728_713123.jpg
Blog生活に欠かせないもの、
それはカメラ

街のカフェやちょっとしたレストランでしばしば目にする、食べる前の“シャカ”の儀式。
やおらバックから携帯orデジカメを取り出し、時にはそう大した料理でもないのに“シャカ

「blogに載せるのだなぁ」「早く食べないと冷めるよ~」と生温かく見守りつつも、blogを読む側からしてみたら、一体、何が面白いやら、そこのレストランに行けるならともかく・・・と思っていた。
(まあ、そんなことを言い出せば、ドラマも映画も同じで身も蓋もないのですが、食い意地がはっているので。)

しかし、そんなイジワルな思いもふっとんだカメラGet!(左側)001.gif
小さいながらデジカメの機能をきちんと備えている。

このキュートなプチカメラ、バッグの中で静かに出番を待っている。
# by feliza0930 | 2010-04-18 07:20 | ・MONO
先月、東京に行った友人から聞いたアイスプラントの名前。

原宿のカフェレストランで、サラダに出てきた野菜だったとか。

葉の表面が水滴をたらしたような野菜で、外国人のイケメンウェイターが「これは最近出回ったのですよ」と誇らしげに説明していたらしい。
それ以来、私の頭にしっかりインプットされたアイスプラント

近郊の都市に登場するのは今年あたりか。
地元でお目見えするのは来年くらいかな、と勝手に想像していた。

ところが昨日、地元のスーパーでそれらしき野菜に遭遇。
ひょっとしてと手に取ると、ラベルにはプッチーナ
しかし下に小さく英語でIce plantの字が添えてあった。


なるほど表面がキラキラ輝いている。
ほんのり塩味がして何もつけずに食べられる、不思議な食感の野菜だった。

●お洒落系ヴェジ~Ice plant_f0234728_929232.jpg

# by feliza0930 | 2010-04-17 07:55 | ・FOOD
友達のお勧めで熊木杏里を聞いた。

正直言うと、私は女性ボーカルの歌はほとんど聞かない。
もっているCDも9割以上は男性ボーカルだ。
●新しい世界_f0234728_0101811.jpg

しかし彼女のCDを聞いてみると、これがなかなかいい。
まず声がいい。澄んだ癖のない声がとても心地よい。まるでα波が出ているようだ。
そして歌詞がいい。内省的でナイーブな詩がやさしく突きささる。

曲調は似ているのにそんなことも気にならない。
聞けば聞くほど彼女の世界にはいっていく。
歌うことによって自分の傷口を癒しているようにみえる彼女の歌は
聞いている人の傷口まで癒してくれる。

まだまだ私の知らない歌がある。
またひとつ、新しい世界が開けたようで嬉しい。
# by feliza0930 | 2010-04-14 00:14 | ・MUSIC
週刊文春の<シネマチャート>で一家言ある映画評論家5人が、そろいもそろって高得点をつけるということはそうはあるまい。
その稀な映画が昨年度アカデミー作品賞にノミネートされた『第9地区』。
特にオスギが「今年一番の映画よ!」と声高に叫んでいれば、しまいと思ってもつい期待してしまう。

●グロテスクだけどグロテスクじゃない『第9地区』_f0234728_1655407.jpg


たくさんのエイリアンの難民を乗せた巨大宇宙船が、南アフリカのヨハネスブルクに不時着。
エイリアンたちは第9地区に隔離されるが、20年に及ぶ年月のため彼らの居住区はスラム化してしまう。
彼らを強制退去させる役目を担ったのが超国家機関MNUの一員、ヴィカス。

ヴィカスの体がウィルスに冒されエイリアン化するにつれ、MNUの標的は一転、ヴィカスへ。
グロテスクな場面続出で何度も映画館を出ようと思ったのだが、固唾をのむ怒涛の展開に金縛り状態になって動けない。
哀しいけど詩的なラストに涙した。

ダークでハードだからあまりお勧めでないけど、夫婦とか家族とかそんなレベルではない人類規模、地球規模の映画。
アパルトヘイト、移民、武器商人、国家権力・・と裏にメッセージが隠れていないかとつい探ろうとしてしまう。

エイリアンのグロテスクな容姿が気にならなくなっていくにつれ、対照的に人間の醜さが顕わになっていく。

”汚い、グロイ、臭い”の3K映画だけど、オスギだけじゃない、各方面超絶賛の話題映画なので
一見の価値あり!
# by feliza0930 | 2010-04-13 13:05 | ・MOVIE