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<チェンマイのホテル>
枕元の壁にこんな絵が描かれているとちょっと不気味かも。

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<チェンマイの商店のショウウィンドウ>
マネキン、なんか怪しくないですか?右二体、なぜか頭無し。

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<ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ>
タイでもお寺では靴を脱ぎます。靴の脱ぎ方にもお国柄が!


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<ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ>
タイにもガネーシヤがいた!

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<プラモデル店>
なぜか戦国武士の姿(笑)

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<バンコクのホテル>
チェックインしたら花輪(手首用)をプレゼントされました。
チェックアウトしてスーツケースを預け買い物に行きました。戻ってきたら着替え室を(無料で)提供してくれました。荷造りし直しもできて助かりました。

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<ワットアルン前>
こんなアングルの肖像画ってあり?しかも下が余っている!タイ人、アバウトすぎます。

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<デパートのカフェ>
ショッピングセンターで歩き疲れて入ったカフェ。
コーヒーを飲むだけが、つい甘いものも欲しくなりマカロンを頼みました。
運ばれたものはビックリ仰天!巨大マカロン。アイスクリームまで添えてありました。
でもクリームは意外に甘くなかったです。

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<デパートのおもちゃ売り場>
寿司職人のりかちゃん人形。アジア(タイ)バージョン?

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<デパートの食品売り場>
柿が190バーツ!(≒510円)。物価の安いタイでは超高級果物でした!

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<タイ料理>
これって王朝料理っすかね?

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<タイ国際空港>
さすが一流ホテル!タクシーに乗り込むときにボーイさんが車両ナンバーを控えた紙をくれました。「何か問題があったらここに連絡するように」。ぼったくりタクシー(タイではよくあるらしい)ではないと思いましたが、念のため「空港までいくら?」と確認してから乗りましたよ。空港に着き、スーツケースをトランクから出してくれている運転手さんの足元を見たら・・・・サンダル!!ギョ!このつっかけで高速ぶっ飛ばしたわけ?怖ろしい!これからの彼の安全運転を祈ります(^_^;)
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<ホテルからの風景>
そうそう『タイ王朝料理』のこともふれなくてはいけない。
日本を発つ前に例のレストランにメールした。「生憎、その日のディナーは予約で一杯なのですが、ランチならまだ空きがございます。ご検討くださいませ。私どものレストランを覚えていただいてありがとうございます。」と丁寧な返事がかえってきた。ランチはスケジュール的に無理だった。Kさんは「王朝料理と言っても他のタイ料理と変わらないですよ。」と言っていたが、食べてみないとわからないでしょう。
調べるとホテルの近くにタイ王朝料理のレストランがあったのでフロントから予約してもらう。(メールと違い現地で電話予約する勇気はない)f0234728_10161326.jpg
レストランは一軒家だった。ホテルのフロントに「高いですか?」と聞いたら「全然」と言っていたが、なるほどディナーと思えない良心的な価格設定だった。こんな値段で王朝料理が出てくるのかと思ったが、白い器で素晴らしい飾りもない、メニューもディナークルーズで食べたのと似ていた。テーブルの隣の棚に、金で縁どりしてある皿とタイ王室の人らしい人が来店した写真がうやうやしく飾ってあった。『王朝料理』でなくて『タイ王室御用達料理』か。釈然としない。断られた例のレストランは違うはずだといまだに信じている。

バンコク最後の日はサイアム・パラゴンでショッピングした。
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<カラフルなバッグ>

帰りは通勤ラッシュとぶつかった。BTS(スカイトレイン)車内が混んでいたので吊り輪をもって立つ。私の前には親子が座っていた。母親が男の子に絵本を読んでやっていた。タイ語なのでどんな内容かはわからないのだけど、しっかり聞いている子供の姿に思わず「可愛いい」と(日本語で)言ってしまった。すると母親は私の顔を見上げてニコッ、そう、顔いっぱいでニコッと笑ったのだ。そんな笑顔、日本ではなかなかお目にかからない。さっきのデパートでもニコッを見た。夫がVAT(消費税が戻ってくる)手続きをしているのを待っている時、係りのおばさんと目があった。体中でニコッと笑いかけてくれた。

空港は旅行客でごったがえしていた。職員がVAT手続き案内が不親切であちこち無駄に走らされた。夫はカッカときていたが、私はこの二本の「ニコッ」でタイのいい加減さ全てを許す。そのくらい強力なニコッだった。(*^_^*)チェックインした時、タイ航空の女性がこちらが何も言わないのに「お隣の席にしておきましたよ」と微笑んだ。(そうだった。行きの飛行機ではバラバラの席だった。)その微笑みの意味は飛行機に乗ってからわかることになる。まさかのエクストラレッグ席だったのだ。満席なのに何たる幸運。疲れた帰りこそ座りたい席!(航空会社によっては別料金を取るところもあるのに。)お陰で足がのびのびできてよく眠れた。


今もあのニコッが目に浮かぶ。やっぱりタイは『微笑みの国』だった。
「私どもはバンコクの交通渋滞の責任を取ることができません。お客様のご希望でバスを出しおります。出航10分前にお客様95%を到着できますように努力してはおりますが、バンコクの交通渋滞はひどく、また予測できにくいので保障の限りではございません。お客様がラッシュアワーを避けるためにお近くの公共交通をご利用なさることを強くお勧めいたします。」(訳は適当です)
何と正直と言うか・・

チャオプラヤー川ディナークルーズ』は大型クルーズ船から古代タイ様式木造船まである。大型船はビッフェ式、生バンド演奏あり。2時間を賑やかに過ごしたい人にはピッタリである。だが、私はビッフェ式というのにひっかかった。食事を取りにいったりすると落ち着かなくて夜景が楽しめないのではないだろうか。そこで小型船を調べてヒットしたのがこの会社。「私どもの船は全て窓際の席をご用意いたします。センター席はございませんし、相席にもいたしません。」ふ~ん。となると大型船は窓際でない席があり、相席もありということね、と読む。
HPを読み進める。注意事項に目が留まる。「最近、インターナショナルホテルからのボートだと語りタクシン埠頭に停泊し、まだチケットをお持ちでないお客様に近づく者がおりますが、彼らは決して私どもの会社の者ではございません。トラブルを避けるためにも前もってチケットをご用意になるか、もしくは少なくともお客様のお名前が乗客名簿に載っているかをお確かめ下さいませ。」
あな恐ろしや。チョイ詐欺天国タイ!

やはり日本の代理店を通そうかと思ったが、ここまで自分の手でやったのだ。今までの労力、無駄にしたくない、最後までやろうじゃないのとネット割引で、スペリオールコース(4ドリンク付き)とスタンダードコース(ドリンクなし)を「備考欄」に書いて申し込んだ。
日程変更やら時間変更やら何度もクルーズ会社にメールした。「予約承りました」メールが来たので安心していた。だだ予約番号は書いてなかった。

埠頭に30分も前に着いた。このために近くのホテルにしたのだ。明るいうちに下見もした。だがどの船なのだろうか。小型船はみんな同じようにみえてくる。船が着くたびに埠頭の職員らしき人に「この船か」と尋ねる。「違うよ。もう少し待ってて」と不安顔の私たちに言う。
やっとお目当ての船が着いた。職員もOKサインを私たちに送る。ここから乗るのは他に1組あった。
船からスタッフが降りてきて乗客名簿をチェックする。名前を言う。「・・・・」どうやら名前がないらしい。「ネットで予約したのですけど(あ、しまった!プリントアウトするのを忘れてきた)」「とにかく乗ってください」と言われ乗り込む。最後の席だった。一番前とはラッキーと思ったらウェイターがドリンクの注文を取りに来た。すご~く高い!どのクルーズ船もドリンクは高いとレビューがあったが、本当だった。だから一人は4ドリンク付きのコースを頼んだはずだった。ドリンクは頼まないにしても、料理にはありつけるのだろうか、こんな小さな船ではその場で頼むわけにはいかないだろう。他の客はディナーを食べ始めているのに・・・とまた心配になる。ウェイターに乗客名簿を再度確認してもらう。あったようだ!胸をなでおろす。
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それからは順調にコース料理が運ばれてきた。「タイ料理コース」と「タイシーフード料理コース」を前もって頼んであったのだが船内が暗くて料理がよく見えない。料は少ないが種類があるので結構お腹がいっぱいになる。4ドリンクはカクテル、白、赤、デザートワイン。二人でドリンクをシェアしてほろ酔い気分となる。
カラフルな照明で飾った大型ディナークルーズ船がすぐ傍を通り過ぎる。カラオケのようなバンド演奏がチャカチャカ聞こえてくる。ダンスしている人も見える。
古典舞踏と(お琴のような)伝統楽器演奏の『大人のクルーズ』とは対照的だ。
船はゆっくり進んでいく。ライトアップされたワット・アルーンが浮かび上がる。ディナークルーズのハイライトだ。その姿は幻想的で美しい。
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タクシン埠頭に近づいてきた。ウェイターが伝票をもってテーブルをまわる。またまたアレ!ネットで申し込んだのに割引になっていない。手違いだろう、わずかだから黙っていてもいいのだが、直接、船会社にメールも何度も出したのだ。勇気を出して・・・私ではなく(笑)夫が言ってくれた。ウェイターは訂正した伝票を持ってきた。注意書きはやたら細かいのに、肝心なことはかなりアバウトな船会社だ。言ってよかった。個人旅行はこうやって一つ一つ交渉しなくてはいけない。エネルギーがいることだと今回、つくづく思った。

埠頭にはクルーズの客をホテルに送るバスが待っていた。私は歩いていけるホテルにしたから楽勝だ!
友達から「〇〇に行ったでしょ?」と聞かれた〇〇とは『ジム・トムプソンの店』と『ワット・アルン』だ。『ジム・トムプソン』は世界的に有名なタイシルクの店である。タイ土産にトムプソンのハンカチやスカーフをもらわれた方もみえるのではないだろうか。
ジム・トムプソンはさほどでないのだが、ワット・アルンに行けなかったのは残念だった。それで今回のリベンジである。幸い今日の宿であるウォーターフロント(チャオプラヤー川沿い)のホテルから近いようだ。

f0234728_16304364.jpgホテルで憧れのアフタヌーンティーを食べてからタクシン埠頭に行く。そこからティアン埠頭までボートで行きワットアルーンまで渡し船に乗り換える。最初、ボートに乗るのが不安だった。船着き場にいく途中でチケットを買ったら詐欺だったというレビューがあったからだ。声をかけられるかと警戒したが怪しい人はいなかった。チケット売り場と言っても船着き場でおじさんかおばさんが手売りしているだけだ。観光客にはわかりにくい。
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渡し船が対岸に近づくにつれワットアルーンが迫ってくる。期待で胸が膨らむ。
煌びやかな金ピカ寺院ではないが、そびえたつ大仏塔は威容を誇り、彩豊かな陶器タオルが美しい。地の石が風雨に晒されて黒ずんでいるので一層タイルが映える。
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<塔からの眺め>

大仏塔のかなり急な階段に上る。上りきったところの回廊からバンコク市内を眺める。
超高層タワー〇〇階から眺めも素晴らしいだろうが、昔の人が建てた塔からの眺めは肌で風を感じることができる。

さあ、行きはよいよい、帰りはこわいとはこの階段。あまりの急勾配に後ろ向いて降りる人がいる。日本人カップルが「下を見て降りるとこわいから、ああやって降りた方がいいかもしれないね」「私はあの人が降りてからにする」と言っているのが聞こえた。私は怖くて遺書を書こうかと思ったほどだ。荷物を一つにまとめ意を決して降り始める。手すりを持ちながらゆっくりゆっくり一段一段と・・・降り切ってみればなんということはなかった。先ほどの日本人カップルに「思ったほどではなかったですよね。」と話しかける。(でも年取ったら絶対無理な階段だ。一歩、踏み外せば真っ逆さま。足腰が丈夫なうちに来れてよかった。)
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<階段から見下ろす>

夕暮れで空は次第に茜色になってきていた。
人もまばらだ。
昼間はこのお寺も多くの観光客で賑わっていたのだろうか。
三島由紀夫がここを舞台に書いたという『暁の寺』を読んでみたくなった。
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スタッフは「半日、車をチャーターするといいですよ」とアドバイスしてくれた。
ホテル出発は8時にした。渋滞がなければ動物園に1時間半はいられる。
パンダ舎を見るだけなら余裕だろうと頭の中で計算する。こういう計算は早いです!しかし、どこが「ゆったりホテルライフを楽しむ旅」かと苦笑してしまう。
今朝は外で朝ごはんを食べる。目の前で作ってくれるオムレツが最高!ワッフルもマフィンもサラダも全部、美味しい。ゆったり時間が流れていたこのホテルともお別れだ。

f0234728_12263563.jpg動物園に着きチケットを買う。時間を有効に使おうと乗り降り自由のトラムカーでいざ、パンダ舎に!そう、私、まだパンダを見たことがないのです!
上野動物園はいつも混雑していそうだし、パンダを見るためだけに和歌山まで行くことはできない。
パンダ舎入口で又、チケットを買う(別料金)。チェンマイでもやはりパンダは人気らしい。
パンダ舎オープンと同時に入ったが、人はまばらで拍子抜けした。f0234728_1228596.jpg
「世界のパンダ地図」などのパネルが展示してある通路を通る。いたいた!一頭のパンダ。部屋の隅に座っているのでよく見えない。「フラッシュをたかないでください」の注意看板だけが立っている。「立ち止まらないでください」の放送はない。しばらく見ていたが、パンダは動く様子もないのであきらめて出口方向にむかう。ところが次の部屋にまたまたパンダがいたのだ!二頭も。それも手を伸ばせば届きそうな至近距離!柵もガラス窓もない。周囲が堀のようにほってあるだけだ。こんなに近くにパンダがいていいのだろうか。私たちに背中を向けて笹をむしゃくしゃ食べている。噛み砕く音がよく聞こえる。場所を移動したらパンダの横顔が見えた。横顔がかわいい!笹を食べる姿もかわいい。いつまで見てもあきない。係り員は暇そうに立っている。数名いた客はいつのまにかいなくなった。ほとんど貸切状態だ。何という贅沢なことだろう。
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その時、一匹のパンダが正面を向いたのだ。感激!上野のパンダの赤ちゃんが亡くなった時、泣いている人がいた。あの時は醒めた目でニュースを見ていた。でも今なら理解できる。パンダが世界で愛されるわけが。愛らしく見ているだけでも癒されるのだ。本当はもっといたかったけどパンダとさよならしてトラムに再び乗り込む。動物園を一周して運転手さんとの待ち合わせ場所へ。動物園に来て大大正解!  
 <子供たちが遠足に来ていました>
昼ご飯を食べた後、大通りに出てトゥクトゥクを拾い旧市街のターベ門まで行く。

運転手に行き先を告げ値段を聞く。高いと思うなら断り、OKなら乗ればいい。これがトゥクトゥク乗車の法則!渋滞している車の中をスイスイすり抜けていくトゥクトゥクは、上手に使えば観光客の便利なアシとなる。何より料金が安い!
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<チェンマイの公園にて お祭りの準備?>

お寺巡りも終えぶらぶら歩いていると、雨がぽつぽつ降り出してきた。
ここ数日、チェンマイは天候が不安定だと言う。蒸し暑いのはそのせいであろう。
歩き回ったので喉が渇く。食品店で水を買い、ついでにホテルまでの道を聞く。歩いて30分はかかると言う。暗い中、道に不案内な観光客が歩けば1時間はかかるだろう。
トゥクトゥクは探しているとなかなか見つからない。やっと拾ったトゥクトゥクが救世主のように見えたからゲンキンなものだ(笑)。

ホテルまで結構距離があった。雨が降っていたのでトゥクトゥクに乗れてよかった。ホテルに着き料金を払った。おつりからチップをいくら払おうかとトロトロしていたら、欧米人家族が近づいてきてさっとトゥクトゥクに乗り込んだ。運転手は私たちにもう目もくれず、彼らを乗せてあっという間に走り去っていった。
チップは実に悩ましい。トゥクトゥクにチップは要らないのかもしれなかった。

f0234728_19461824.jpg今日はチェンマイ最後の日だ。明日11:30のバンコク行きの飛行機に乗る。
国内線は1時間前に着かないといけない。空港にはホテルから30分。逆算すると10:00にホテルを出ればよい。ゆっくり起きゆっくり朝ごはんを食べられる・・・はずだった。だが、やっぱり貧乏性の私。朝の時間が勿体なくなってきた。チェンマイはなかなか来られないところ。空港と動物園は近そうだから飛行機に乗る前に動物園を見るのは無理だろうか。これはフロントのスタッフに相談するっきゃない。
<パイナップルライス&パパイヤのサラダ>
20分は待っただろうか。その間に何度も「もう自分たちで行くからいい」と断ったのだが、青年は「もうすぐ終わるから待ってて」と言う。

ようやく青年は順番がきて郵便物を出した。
一緒に外を出た。「車があるから行きましょう。」え!車!?歩いてレストランに連れて行ってくれるわけじゃないわけ?車はどこと見るとトゥクトゥクだった。またもやれた。
「宝石を買うつもりはないから。洋服も作るつもりないから。歩いていきますからもういいです」とトゥクトゥクへの積年の恨み(笑)を晴らそうとここぞとばかりに言ったが、青年は(はぁ?)とキョトン顔。「タダでいいですよ。」
そこまで言うならとトゥクトゥクに乗る。川から涼しげな風が座席に入って気持ちがよい。怪しい店に寄らなかった(笑)のであっという間にレストランに着いた。乗せてもらってタダというわけにはいくまい。気持ちばかり渡した。「ごめんなさいね。前にバンコクでトゥクトゥクに宝石店と洋服店に連れて行かれてから」と言うと青年は爽やかに「いいですよ」と笑った。

青年のお陰でトゥクトゥクアレルギーも治ったようだ。
学生さんのアルバイトなのだろうか。ワーキングプアなのだろうか。
人待ち顔でお寺の前にいるトゥクトゥクのおじさんたちとは雰囲気が違っていた。
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レストランの川沿い席は既に埋まっていた。
ウェイトレスに案内された席に着く。ずっしり重いメニューを渡されるが、いっぱいありすぎてどれを選んだらいいのかわからない。と、日本語が聞こえてくる。見れば隣の女性二人連れ。
「それ、美味しそうですね、何ですか」と聞くと「これはガイドブックに載っていたんですよ。」と本を見せてくれる。「でもちょっと頼みすぎたみたいです」。二人で持て余しているようだったので、ビールと大皿料理だけを頼むことにする。
ウェイトレスに「あれと同じのを下さい」。
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年配の女性がお手洗いに席をたった間に「お友達なんですか」と尋ねた。
「親子なんですよ」。二人の会話もていねいだったし体形も雰囲気もまるで違うのでまさか親子とは思わなかった。
「仲がいいんですね。」うちなんか娘と二人だけで旅行したら二日目で喧嘩だワ。「(母は)どこでも行きたがるんですけど、一人ではできない人だから」
タイ語を勉強するためにタイに半年滞在していたという娘さん。お母さんのさぞ心強いガイドになったことであろう。
前回のタイ旅行ではトゥクトゥク詐欺にあった。悪名高きトゥクトゥク詐欺なのにいまだに引っかかる人が後に絶えない、はい、私みたいな者がいるからですね(^_^;)。「いい経験になった」と思うようにするのだが、トゥクトゥクで半日連れまわされ時間がつぶれたことがやっぱり悔しい。タイに行った友達に「〇〇に行った?」と聞かれると「ううん、行っていない」と小声で答える自分。
そして連れて行かれたテーラーで作ったワンピース、物は悪くないのだが実はまだ一度も袖を通していない。野暮ったいし、どことははっきりわからないのだが体に合っていない。先日、思い切ってリフォーム店に持って行った。「襟周りにゆとりがありすぎますね。つまめば何とかなると思いますよ」と言われたがそのままにしてある。
外国で洋服を作るのはもうコリゴリである。
時間が無駄になった上に作った洋服も変となれば、トゥクトゥクにいい感情を持てなくても仕方があるまい。
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ところでワロロット市場は巨大だった。衣料品、食品、雑貨、生活必需品は全てここで揃うだろう。そして安い。菊の花、ナツメ、竜眼、レモングラス、スパイスなどが信じられない値段だ。だが量が多すぎる。こんなにたくさん買ってどうするのか。2年前にタイで買ったトムヤンクンのスパイスがまだ1袋冷蔵庫で寝ている。買うのはやめた、やめた。

市場のアーケードを出た。花屋が連なっていた。花屋ばかり数十はあろうか。この暑さで悪くならないのかといらぬ心配する。11月のチェンマイは過ごしやすい気候と聞いていたのに蒸し暑い。皮靴を履いていったのが間違いだった。足元が暑くて我慢できず、ホテルに戻ればあるのにサンダルを買ってしまった。履き替えて足は軽くなったが代わりに鞄は重くなってやっぱり暑い(-_-;)

f0234728_11541334.jpgガイドさんお勧めレストランは「市場を出てすぐ」のところにあるはずなのになかなかない。人に聞いてもやっぱり「すぐそこ」と指をさす。客待ち顔のトゥクトゥクの運転手が「乗せようか」と言ってきたが断ってまたとぼとぼ歩く。(本当にこの道でいいのだろうか)。
赤い服を着た青年と行き会った。道を聞く。すると彼は「5分で済むからここで待ってて。レストランまで連れて行ってあげるよ。」と建物に入っていく。親切な人だ。だが5分過ぎても出てこない。そのうちお手洗いに行きたくなった。建物に入る。そこは郵便局らしかった。青年はまだ順番を待っているようだった。お手洗いの場所を職員に聞く。
ホテルライフを楽しもうとしたのだが、やっぱり貧乏性の自分。半日ツアーのために早く起きる。
Kさんが「(知り合いの)ガイドを探しますよ」と言ってくれた。知り合いなら心丈夫、お願いしたのだが返事がこない。とうとう「見つからなかった」と言ってきた。シーズンのタイだから無理もない。結局、ホテル紹介のツアーを申し込むことにした。

ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ(なんと長ったらしい名前!)は例のKさんの奥さんも◎をつけた名所。「ドイステープ寺に行かなければチェンマイに行ったことにならない」とガイドブックにもある。山の上にあるので自力で行くのはかなり難しいらしい。「タクシーを帰したので帰りが困った」というレビューがあったので最初からツアーで行くつもりだった。

朝8時、ガイドさんは既にロビーで待っていた。
40代くらいのがっしりしたボーイッシュな女性だった。「え?私たちだけ?」「そうですよ。あなたたちはラッキーね。」英語ガイドだから多国籍客になるのではと内心期待していたのでちょっとガッカリしたが、すぐ客が私たちだけなら気も使わないだろうと思い直した。
「いつもこんなに少ないんですか?」「昨日は〇〇ホテルの団体さん。韓国人、中国人に日本人でいっぱいでしたよ。」 お客が私たちだけで申し訳なくなった。
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車は市内を走り抜け険しい山道を登っていく。最初に着いたのはメオ族の集落だった。ワットプラタートドイステープツアーはどれもメオ族集落と抱き合わせになっている。ガイドさんと一緒に車から降りる。細い山道の両脇にぎっしり民芸品を売る店が建っている。日本では購買意欲をかきたてられる民芸品も、こうたくさん同じようなものばかりあってはあまり買う気がおこらない。ガイドさんも「ここよりワロット市場で買った方が安い」と耳元でささやく。民芸品よりここで見るべきものは「けしの花」である。ただし観賞用。
山岳少数民族は現金収入の手段として「けしの花」を栽培していたが、今は政府によって禁止されている。

彼らは独自の文化と言葉をもっているが、同化が進み絶滅の危機に瀕している民族もあるとのことだった。山奥に住む山岳民族を訪ねるトレッキングツアーにいつか参加したいと思う。

出発前にラーンナ王朝をWikipediaで調べる。プリントしたらA4で13ページもあった。行きの飛行機の中で読もうとしたが5分もしないうちにコックリコックリ。やっぱり私は歴史が苦手。特にタイの歴代王様の名前は呪文のようだ。ちっとも頭に入らない。「13~15世紀タイ北部にできた王朝。チェンマイに首都をおいた。後にビルマ(ミャンマー)の属国になった」これで予備知識は充分、と諦めた。
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ワット・プラタート・ドイ・ステープを見てツアーは終わり。ホテルまで送ってくれるのが普通だろうが、ワロロット市場前で降ろしてもらうことにした。「観光客目当てのナイトバザールより絶対お勧め。このシャツも〇〇バーツで買いましたよ。この鞄も」とガイドさんは自慢する。そう、「地元の人々の市場を見よう」も今回の旅のテーマの一つであった。
「たくさん店が出ていても同じものを売っているのですよ」。
タイ人女性と結婚したKさんはチェンマイのナイトバザールをそう言った。
そうかもしれないが、行ってみなくてはわからない。

f0234728_17381345.jpgホテルから歩いて数分、ナイトバザールに着く。迷い込んだら最後、もう戻れなかったバンコクのウィークエンドマーケットと比べるとシンプルだ。まっすぐな通りにタイ雑貨、露店がぎっしり並ぶ。
あんなに大勢いた日本人観光客はバンコクで降りたのだろうか。かわりに目立つのは欧米系観光客だ。タンクトップのTシャツにショートパンツ、サンダルで街をそぞろ歩きして土産店をのぞいている。<←フルーツ>

f0234728_17401210.jpg確かにKさんが言っていたように通りの半分を見れば充分だった。土産品は10カテゴリーくらいに分類できるといっても言い過ぎではない。その中でバンコクや他の店で見なかった小物をゲットした私は偉い(笑)!10バーツだがちゃんと値引き交渉もしましたよ!
店の横で制作実演しているのだから中国製ではないことは確かだった。(安い民芸品は中国製が多いと聞いていたので)<→飾りソープ>

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バザールを出て左に曲がり暗い通り沿いにようやくKさんの奥さんが勧めてくれたカオソイ専門のレストランを見つけた。尋ねたタイ人は皆、「すぐそこだよ」と言うのだけど、タイ人の「すぐそこ」ほど当てにはならないものはなかった。
Kさんの奥さんは結婚前、チェンマイの商店街で働いていたそうだ。チェンマイに行くと言ったら、お勧め食事処、観光名所をちょっとタイ文字チックな英語でびっちり書いてくれた。チェンマイにたった二泊。それも一日目は夜到着、三日目は昼前出発するのにそんなに行けるわけないのだが、せっかくの好意だ。行くのが礼儀というものであろう。


f0234728_1745837.jpgタイ北部名物、カオソイは卵麺の上に、揚げた麺をトッピングした料理だった。付け合せに玉ねぎ、ナンプラー、ココナッツミルク、ライム、砂糖、漬物みたいなもの、バナナに唐辛子がついてきた。麺の周りにずらっと小皿が置かれているのはちょっとしたものだ。スープは牛、豚、鶏から、辛さもマイルド、スパイシー・・と選べる。カレー味のスープはどこかで食べた味だった。う~ん、思い出した!日清のカップヌードルカレー味!カップヌードルはめったに食べないが、カレーヌードルはごくたまだが(1年か2年に一度)無性に食べたくなる時がある。そんな時は我慢しないでコンビニでミニサイズを買ってくる。その味だ!

(こちらの英語も大したものではないが)ウェイトレスがたどたどしい英語で一生懸命説明してくれる。その姿にとても好感がもてた。
冷房の効いていないコーナーで辛さで汗をかきながらカオソイを食べた。これから日清カレーヌードルは『チェンマイの味』になりそうだ。