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乾燥野菜がうまくいったので、私は日々、各種野菜で研究を続けている。

だが乾燥果物はダメだ。つい食べ過ぎる。リンゴで懲りてしまった。あまりにかさが減るので紅茶に入れる前についムシャムシャと食べてしまった。コワイ。水分が減っているだけでカロリーは変わらないはず。果物は瑞々しさが持ち味。乾燥させることはやめた。
タマネギは乾燥しても辛かったのでもう作らないと思う。
乾燥向きと言えばキノコをおいて右にでるものはないだろう。(あ、生姜もあったけど。)汁物にいれると生よりずっと美味しい。とかく腐らせてしまいがちなエノキタケ、これからは洗わず乾燥ネットに直行だ。ピーマンも乾燥すると早く火が通り、味に深みがでる。カレーに入れたらGoodだった。
                                <干し野菜のバイブル>

そして大根。大根ステーキが美味しかったのでもっと長く干せばもっと美味しくなるはずと考えた浅はかな自分。二日干したが、もうあと二日と乾燥ネットで寝かす。
再び大根ステーキにと・・・
一口、口にして「う、これ、どこかで食べた味・・・あ!沢庵だ」
大根は見事、沢庵に変身していたのだ!シコシコを通り越してコリコリ005.gif

「過ぎたるは及ばざるが如し」とはこのことですね。
別に密猟や密漁した肉や魚を干しているわけではない。ご近所さんの目を気にするのはナンセンスと思い直し、手あたり次第、乾物ネットで野菜や果物を干している。
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<左が生、右が二日乾燥させたもの。上からリンゴ、大根、ショウガ、青ジソ、プチトマト>

ショウガはあっという間にチリチリになった。ショウガ紅茶は冷え取り健康法で有名だが、生のショウガは結構キツいのですよね。先回、風邪のひき始めの時、ショウガ湯を三杯も飲んで(三杯も飲むほうもどうかなんですが)喉の炎症が一層ひどくなってしまった。ショウガは干せば香りがマイルドになる。毎朝、手作りチャイに入れてショウガの風味を楽しんでいる。

ドライ大根とドライ人参は、生でも茹でても絶対出ない感動の食感となる。ドライ人参は茹でて塩麹で作ったドレッシングで食べる。美味しくてペロッと一本食べてしまった。ドライ大根のステーキの美味しさは格別だ。オリーブオイルでニンニクと炒め塩コショウ。シコシココリコリ歯ごたえがたまらない。
リンゴはリンゴチップ。油も砂糖も塩も使っていないので、ポテチより遥かに健康的だ。但しポテチと同じでつまみ出したらやめられないのが玉にキズ。紅茶に入れると香り高いアップルティーとなる。
サツマイモは失敗した。干し芋は生から作るのじゃないのですね。蒸してから干すのを初めて知った。
市販されている黄金色に輝く干し芋は芸術品のように思えてきた。
青じそはすぐチリチリに。手でもめばたちまち青じそふりかけだ。

今日はネギ、ニンニク、プチトマト、えのき、エリンギを干した。期待の星はプチトマト。市販されているドライトマトは高いからというセコイ理由からです(笑)。
雨が降ってくると洗濯ものよりドライ野菜が気になる(笑)。夜は乾物ネットを家に取り込む。
「大きすぎる」と思ったネットもあれこれ試しているので「大きすぎない」。
ドライ野菜作りはまるで科学の実験のようだ。朝、晴れていると「やったあ!『干し日和り』だ!」とウキウキする。隠れていた味をお日様の力で引き出す。
切干大根に干し芋、干し椎茸、昔の人はとっくにこの技を知っていたのですね!
時々、ランチするお総菜カフェの店頭に毎週土曜日、軽トラが取れたての野菜を売りにくる。
スーパーではなかなかお目にかかれない野菜もあり、ついあれもこれもと買い求めてしまう。
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つるむらさき
金時草
まこも
ひゅな
むらさきからしな
ビーツ
えごま
イタリアンパセリ
ずいき
etc

お浸し、サラダ、天ぷら、味噌汁と、料理の仕方を聞いて頭にメモする。

緑がある食卓はそれだけで、
豊かになった気がする。
血がきれいになる気がする。
ましてや新しい野菜との出会いがあると喜びが増します。
地下街の食品店の前を通る度に気になっていた『玉ねぎ丸ごとサラダ
1個525円也。高い!玉ねぎなのに高い!
しかし、どんな味なのか。値段だけあるのか。ケーキ買うと思い、清水の舞台から飛び降りたつもりで(そんなオーバーなものでもないが)ええいと買う。
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ナイフで切る。
シャキシャキ歯ごたえがある。酸味がほどよい。スモークサーモンが味のアクセントとなって実に美味しい。意外にボリュームがあってとても一人で一個は食べ切れない。

しかし、たかが玉ねぎ。私に作れないはずがない。だって材料は玉ねぎとスモークサーモンだけだもの。
レジでさり気なくお店の人に聞いた。「これって火を通してありますか?」「生なんですよ」
よし、これが知りたかった。これさえわかればこちらのもの。

袋に貼ってあるラベルを参考に調味料を入れる。<酢+オリーブオイル+粒胡椒+塩+唐辛子+ローリエ+蜂蜜>に皮をむいた玉ネギを丸ごと密封瓶にほうり込む。ところが玉ネギが浮いてくる。広口密封瓶にひたひたになるよう、白ワインビネガー、赤ワインビネガー、シェリーワインビネガーと次々と注ぎ込む。ついに、家にあったワインビネガー類が全部なくなってしまった。

二、三日たった。
玉ネギを取り出した。中まで味がしみていない。
名案が浮かぶ。
味が染み込むように金串でブスブスさした。
またまたニ、三日後。
玉ネギを再び取り出した。何のことだ!串でさしたところがうっすらピンク色に変わっている。玉ネギは傷んでいた。

広口瓶に入れた調味料代がバカにならなかった。ホームメイドは高くつき、食べられるシロモノではなかった。007.gif
このところの韓国料理や食材の食卓への進出はめざましい。
昔はせいぜいキムチ、韓国海苔、ビビンバ、クッパくらいだった。それが今ではユズ茶やチャプチェ、チヂミが普通のスーパーで当たり前のように売られている。
サンチュ(サニーレタスのようなもの)を初めて地元のスーパーで見かけた驚きはもうない。

しかし、カムジャタン(豚の背骨とジャガイモ鍋)はまだまだメジャーではないようだ。
ドラマの中で美しいヒロインたちが手づかみで肉をかぶりついているのを見て、一体どんな料理なのかとずっと思っていた。

食べてきました。成人病検診も終わったことだし(笑)結果がでるまでの執行猶予期間。つかの間の幸せを楽しもうじゃないの・・とクーポン片手に新しくできた韓国料理店へいざ行かん。

カムジャタンをオーダーする。
出てきた鍋には大きく切ったジャガイモがゴロゴロ、骨付き豚肉。上にはエゴマ(青じそのようなもの)がどっさりのっている。
カンジャタンにエゴマとは意外な組み合わせ。
あれれ?汁が白い。聞くと煮立つと赤く染まるという返事。ゴトゴト煮えるのを待つ。次第に汁の色が赤くなる。
頃合いを見計らって骨付き肉をほおばる。確かにゼラチン質豊富、コラーゲンたっぷり。しかし骨のまわりにほとんど肉はない。あまり肉を食べた気はしない。肉食人間には物足りないだろうなぁ。
しかしジャガイモが実に美味しい!
芯がすこし残っているほどの硬さ。
ジャガイモ=ほくほくの固定概念を裏切る新しいジャガイモの味。
エゴマといっしょにいただく。ほろ苦いエゴマがしつこさを消すようだ。身体が温まってくる。〆は勿論、ご飯を入れ韓流雑炊。
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f0234728_15593428.jpgエゴマチヂミも初めて食べた。
青じそピザが大好きな自分。エゴマチヂミが気に入らないわけはない。
家でも作ってみようとスーパーでエゴマを手に取った。結構な値段だった。

エゴマが青じそと並ぶにはもう少し時間がかかりそうだ。
キャベツってこんなに美味しかったの?
キャベツ好きも、そうでない人もうならせるキャベツ料理。
料理のテーマは・・・”シンプル・イズ・ベスト”。
・・というと聞こえがよいが、要するに”手抜き料理”(笑)

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まずは巷で大流行のタジン鍋を用意する。
フライパンで炒めるのが”シャワー”に例えられるなら、タジン鍋は”温泉”だ。
素材を芯からじっくり温めます。
タジンで作ればいつもの料理も別物だ。

キャベツを大きいものなら半分に、小さいものならそのままで、4~6切れにする。
固まりのまま水で洗う。
タジン鍋に、ほとんどネギサラダで紹介したガーリックオイルを入れる。
ガーリックオイルは優れ物。赤唐辛子を1~2本入れて是非、作り置きしておきたい。
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鍋が熱くなったら、キャベツを入れ、表面にうっすら焦げ目をつける。
塩コショウをふり(クレージーソルトがあれば尚よい)ふたをして数分、中火から弱火で蒸す。
粉チーズをたっぷりふり、再び蓋をしてまた1~2分蒸す。

タジン鍋ごと食卓にどうぞ。
仕上げにパセリのみじん切りを散らせば、立派なディナーの一品。
ワインも似合う大人の味。ナイフとフォークで熱々を召し上がれ。
いくらでも食べられて「これって本当にキャベツ?
私は自他とも認める(?)ネギ大好き人間だ。
ネギは私にとって薬味以上の存在である。
生地が見えなくなるほどぎっしりネギがつまった"ネギ焼き"は大好物。
"うどん、ラーメン"のトッピングてんこ盛りは常識。
調子に乗ってパスタにも大量のネギをのせたら・・・これは失敗(^_^;)

そんなネギラーである私のオリジナル『ほとんどネギサラダ』を紹介します。

最近、とみにひどくなった健忘症。家にあるのをすっかり忘れてもう一束買ってしまった薬味ネギ
ネギは冷蔵庫にひっそりといるので、気づいた時にはベチョっとしていることが多い。
そんな悲しいことにならないために思いついたネギ主役のサ・ラ・ダ

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薬味ネギ一束を4~5cmくらいの長さに切る。たくさんの量にギョッとするかもしれないが、心配無用。あっと言う間に食べ切ることができる。青じそ、ミョウガは適量、千切り。


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ポイントは、ニンニクを漬け込んだオリーブオイル。食べる直前に、このオイルとポン酢を合わせたドレッシングであえる。
シーチキンなど混ぜてもいいが、敢えてネギ野菜だけで潔く、ほろ辛さを味わいたい『ほとんどネギサラダ』。

ネギは血の循環をよくし、免疫力を高め、体を温める働きがある。但し、昔、親から言われた「ネギを食べると頭が良くなる」、この効能に関しては保障の限りではありません。006.gif
f0234728_23575664.jpg台湾屋台料理は安くて美味しい。

切干大根のオムレツは代表的な台湾屋台料理である。
しかし、私が初めて食べたのは、東京のとある台湾料理店。
切干大根がオムレツに?と、どんな味か想像もつかずおっかなびっくりで食べたら、歯ごたえもよく、予想外の美味しさだった。

それは今まで味わったことがない切干大根の新しい味。


ネットで作り方を調べると、とっても簡単。
材料は切干大根+干し海老+卵+中華調味料+塩少々。
戻した切干と海老を適当に切り、卵・調味料に混ぜて焼く。たったそれだけ!
考えてみれば、切干大根の煮つけが余ると卵とじにするから、切干大根と卵が合わないはずはない。
だが、切干でオムレツという発想が日本人の私にはなかった。
こんな簡単な料理なのに、家族になかなか評判が良い。

見慣れた材料でも、思いもかけない組合せや味付けで意外な料理になる。

“料理は頭が柔軟になるのに最適な方法”と私は『グルメ探求』の言い訳にしている。001.gif
漢字が中国からはいってくる以前の言葉は『大和(やまと)言葉』というらしい。
大和言葉の特徴は
1.ラ行で始まらない 
2.濁音、半濁音で始まらない。


アレ?どこかで聞いたこの法則。実は『韓国語』と同じ。
『モンゴル語』もその仲間とか。
「それがどうした」と言われそうだが・・・・
私はそれを知った時「そうだったのかぁ」と目から鱗だった005.gif

ラ行で始まる蓮根(レンコン)は古くから日本にある野菜ではない。
となると、濁音で始まる大根(ダイコン)も・・と話はそう簡単ではない。
大根はその昔、大和言葉では「おおね」と呼ばれていたとか。
漢字がはいってきてから、おお→「大」 ね→「根」と漢字にあてはめ「大根」と名付けたらしい。
だから大根という単語は日本語産の漢字語。
中国や韓国へ旅行に行って、「大根」と書いても通じない。

それにしても「おおね」とよんでいた古人(いにしえびと)は、大根をどう食していたのだろう。
今のような大根サラダや大根ステーキなど、思いもよらなかったでしょうね。
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先月、東京に行った友人から聞いたアイスプラントの名前。

原宿のカフェレストランで、サラダに出てきた野菜だったとか。

葉の表面が水滴をたらしたような野菜で、外国人のイケメンウェイターが「これは最近出回ったのですよ」と誇らしげに説明していたらしい。
それ以来、私の頭にしっかりインプットされたアイスプラント

近郊の都市に登場するのは今年あたりか。
地元でお目見えするのは来年くらいかな、と勝手に想像していた。

ところが昨日、地元のスーパーでそれらしき野菜に遭遇。
ひょっとしてと手に取ると、ラベルにはプッチーナ
しかし下に小さく英語でIce plantの字が添えてあった。


なるほど表面がキラキラ輝いている。
ほんのり塩味がして何もつけずに食べられる、不思議な食感の野菜だった。

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