●栄ミナミ音楽祭

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「日本一、いや世界一、野外ステージが似合わないアーティストです」
鈴木雅之が登場した途端、どっとおきる歓声。
さすが日本RB界の重鎮です。つかみは完璧。
「デビューして30年。瀬川瑛子風に言えばスワンジュウネン、はぁい、みんな、言ってみましょう」。観客はいつの間にかマーチンさんのペースに乗せられている。声を合わせて「スワンジュウネン」。

今年で5回目になった栄ミナミ音楽祭。こちら、ナディアパーク隣の矢場町公園。階段に座ったので、ステージがよく見渡せる。先ほどまで出演していたSkoopの時と空気がまるで違う。「祈り」であんなに会場を魅了していたのに。タケが歌い終わったとき、会場には(ほぉ~)とため息。隣に座ったスクープ友達と顔を見合わせて「やったね!」と言ったのに。

5月の空はどこまでも青く、頬をなぜる風は爽やかだ。
飛行船も浮いている。

Skoopのステージが終わる頃、鈴木雅之目当てに人が続々やって来た。男の人も目立つ。公園は人でふくれあがってきた。野外ライブは、限られたファン相手に閉ざされた空間でないのがよい。フリーなら尚更よい。お天気ならもう完璧だ。

結局、Skoopは鈴木雅之においしいところを全部もっていかれたようだった。いつもそうだ。大黒摩季に、ゴスペラーズに・・でも、仕方ない。マーチンさんはとにかくMCが上手い。曲は私でさえもほとんどが知っている。ステージ前に陣取っていたファンはノリノリで踊り始めている。

ラストはSkoopを呼んで『夢で逢えたら』だった。ミュージックフェアで鈴木雅之、ゴスペラーズ、Skoopがコラボしたあの曲。生で聞けるなんて夢みたいだ。来たかいがあったというもの。し・あ・わ・せ。
アンコールは鈴木雅之とSkoopによる『上を向いて歩こう』。「頑張れニッポン」のテーマのようなものだ。実力派二人のハーモニーはさすがに聞かせる。

フリーライブが終わった。東北の物産品が売られているテントに人だかりができていた。募金箱も設置されている。興奮もさめやらないのだが、家路を急ぐ。
時間は6時をとっくにまわっている。風が少し冷たくなっていた。
by feliza0930 | 2011-05-17 19:48 | ・MUSIC