●ここは何処?

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ギリシャ?スペイン?はたまたイタリア?
地中海のどこかの国?
いえいえ、三重県にある『志摩地中海村』です。
鵜方から車で10分。
東京ドーム2倍の広さ。真っ白な壁、壁には鮮やかな花。石畳の通り。眼前に広がる海。
パティオのある家並。趣向を凝らしたインテリアは向こうから取り寄せたもの。かつては会員制ホテルだったこのホテルは、さすがバブル期まっただ中に建てられたもの。
寝室、リビングに分かれたメゾネットタイプのヴィラ。広い空間でゆったり過ごせます。

食事前は夕日で赤く染まる英虞湾クルージング。
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お楽しみディナーは地中海料理。
食後はテアトロに行ってギターの夕べ。フラメンコダンスが見られます。気分はタブラオレストラン♪。ピアノ、カホン(ドラムの一種)とギターでラテンの演奏。サングリアでちょっとほろ酔い。でもいつものように家路を急ぐ必要はありません。歩いて1分で部屋へ到着。

部屋のお風呂は大きくないけど、大丈夫。車で5分のところに『合歓の郷』温泉。送迎バスも出ています。

いつもより早起きして散歩をすれば、向こうから犬をつれた人。そう、ペットと一緒に泊まれる部屋もあるんです。勾配をうまく利用した建物の屋上テラスでは英虞湾の向こうまで見渡せます。部屋で沸かしたコーヒーをテラスで優雅に飲みます。朝6時。ライブラリーはさすがに開いてはいないだろうと思いながらも、試しに扉を押します。なんともう開いています。座り心地のよいソファーで新聞を読みます。奥のステンドグラスの部屋には大きな地球儀。絵本、旅の本、地中海料理の本。ライブラリーの隣には青いテーブルと椅子のカフェがあります。
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散歩をしておなかも空きます。ボリュームたっぷりのバイキングの朝食。チェックアウト前にカフェでライムジュース。ショップでオリーブオイルをお土産に買って、家から2時間の地中海(気分の)旅でした。
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加山雄三の光進丸と同じ型の船でのクルージング。
機長さんが舵をとりながらいろいろ話をしてくれました。東日本大震災の津波、わずか50cmでもアコヤ貝養殖の縄を切ってしまうほどでまだ完全には復旧していないこと。あらためて未曽有の地震だったことを思い知らされました。
沖には御木本真珠加工工場が見えます。その昔、真珠養殖が盛んだった頃、船は一日に何往復もして工場で働く人たちの足となったこと。今は誰も住む人がいないという、御木本邸も工場の隣に見えます。湾を見下ろすようにそびえたつ立派な邸宅の中は、一体どのようになっているのでしょう。想像力をかきたてます。
潮の匂いが一番強い春には、わかめ、アオサ。夏にはアラメが採れること。
秋は夕日が一番美しいこと。冬は寒くてクルージングを楽しむどころではないこと。元旦はご来光を拝む船でラッシュ状態なこと、四季折々の英虞湾の話。加山雄三といえば破産したとき、赤福の社長が手をさしのべたという芸能ネタまで機長さんのお話も楽しく、30分余りのクルージングがこの旅のハイライトでした。

パンフレットのように真っ青な空ではなかったけど、雲の切れ間から放射線状に差す光の筋が見られました。
天使のはしご」と言うそうです。
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by feliza0930 | 2011-08-03 20:02 | ・TRAVEL