●周防、退場 ~カーネーション~

ヤレヤレ、ようやく周防が退場してくれた。
周防と糸子が交わすラブラブ光線を朝から見せつけられると、どうも背中がこそばゆく早送りしたくなっていたからだ。

NHKは朝ドラコードを次々となくそうとしている。舌打ちするヒロイン、不倫するヒロイン。どれも今までならあり得ないヒロインだ。もっともここ最近で『てるてる家族』『ゲゲゲの女房』『カーネーション』の三本しか見ていない私が言うのもなんだが(笑)

糸子は恋してからどんどんきれいになって可愛くなった。恋に敏感なあまり、周りには鈍感になっていった。「稼いでいるから(男のことでは)文句は言わせない」なんてオヤジの理屈だ。
不倫は実際、20年近く続いたという。ドラマはそこまでドロドロにいはさせていなかった。最後の夜のシルエットとか、あとは好きに想像してということだろう。
映画だったら違っていたと思う。渡辺あやは周防と糸子の関係にもっと斬り込んでいたに違いないが、あそこくらいが朝ドラの限界だろう。何しろ皆様のNHK、病院の待合い室にもつけてあるし、お年寄りも子供も見ているのだから。

最近、NHKのドラマ班(あるかどうかは知らないけど)にやる気が感じられる。
10月からの朝ドラは今世紀最高の視聴率をとった『家政婦のミタ』の脚本家が書くという。私も世間の話題に上り始めた4話くらいから見始めた。「承知しました」と何でもやるミタさんがどこまでいくのか、結局、最終回まで見てしまった。
子供たち4人の存在がミタさんに人間の感情を取り戻していく。子供たちはここぞという重要場面で必ずといっていいほど一言ずつ台詞を言う。だが、その場面だけはシュールなドラマに似つかわしくなく浮いていた。順番に台詞を言わせる。それはまるで父兄のために見せ場を作らせる幼稚園のお遊戯会のようだった。脚本に一抹の不安はあるにはある。
だが、NHK、またまた朝ドラコードをなくしてくれるのではないかと今から期待している。
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<ソウルの街角で>
by feliza0930 | 2012-01-29 11:10 | ・DRAMA