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●11月3日の『純と愛』

背中視聴だったはずなのに・・・
祝日の朝、まだ起きてこない夫の席に座ってしまったのが運のツキ。
つい見てしまった『純と愛』。
衝撃的な回だった。

後から起きてきた夫がビデオをつけて
「精神科の先生、やさしいね」と言うので「黙ってもうちょっと見ててよ」。

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「薬を要らないと言うなら私の本性が見えますか。」と愛を試そうとする医者。
愛は医者の心の声を声色使って「あ、めんどくせい。こっちは忙しいんだよ。どうせ統合失調症なんだから薬もらってとっとと帰ればいいんだよ、お前の母親のコネがなけりゃ診察なんてできなかったんだぞ。うちの病院はどれだけ有名でどれだけ予約がとれないかわかっているのか。」
これを聞いて顔色を変える医者。
愛、今度は声のトーンを下げ「この病院、奥さんのお父さんにお金を出してもらってもらいましたよね。受付の女の子が気になっているけど、あなたはちょっかい出せなくて我慢している。」
ぎょっとする医者。なおも愛は続けて医者の顔をのぞく「うわぁ、あなた、犯罪スレスレのこともやっていますね。なんだったらここで、でかい声でばらしましょうか」
思わず愛を制止する医者。「もう結構です。いい加減にしてください。」
逃げようとする医者を追いかける愛。「待てよ!合っていますよね。合ったんだったら、おれ病気じゃないですよね」
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お、おそろしい。キレた風間の狂気、怪演に目が逸らせれなかった。
スネに傷ある全国の医者たちが今日の放送を見たら、首筋がヒヤッとしたに違いない。
いや、ヒヤっとした者は医者だけではなかろう。
本心全部さらけ出されるとはこういうことなのだ。
その恐しさを知った凄味があったシーンだった。

怖いもの見たさで来週も視聴することにする。
結局、脚本家の思うつぼだワ(汗)。
●11月3日の『純と愛』_f0234728_22422776.jpg

                               <見ざる言わざる聞かざる>
by feliza0930 | 2012-11-03 23:19 | ・DRAMA