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●みっけもの~中国料理本

●みっけもの~中国料理本_f0234728_22434834.jpg台湾に旅行した。但し普通の観光ではない、いわくつき旅行である(笑)。
帰路便を待つ間、空港の書店で料理本を見つけた。店員に尋ねたら「台湾料理の」本だと言う。中国語で書いてあるのでためらったが、眺めているだけでもと思い買い求めた。日本円にして500円ちょっと。
台湾料理は美味しい。香菜や八角がよく使われ少々スパイシーだが、脂っこくなく薄味である。特に野菜料理は感涙モノだ。セロリとイカの炒め物などは大皿一皿でも食べられそうだった。どういう調味料が入っているのか、料理方法はと知りたくなった。

漢字というツールは有難い。台湾の文字は繁体字なので日本の漢字に近い。写真も助けとなり材料や調味料がいくつか予想がついてきた。
しかし日本にない漢字も出てくる。そういう場合はIME手書きパッドで拾う。日本の漢字にあっても意味がわからないのも一つ一つネットで調べる。
そのうちかったるくなってきた。もっと簡単に調べる方法はないだろうか。
ありましたね!『中国料理小辞典』。この辞典さえあれば中国料理はこっちのもの(?!)だ。
野菜、肉、調味料、調理法などジャンルにわけてある。見出し語は簡体字の総画数順。繁体字も併記。部首別索引つきと至れり尽くせり。中国語のできない私でもなんとかなるのではという気にさせる。
ジャンルの最初のページに解説も載っている。

<野菜編>を見てみる。
「中国は国土が広いため、各地での言い方が異なるものも多数ある。たとえばキャベツは、正式には結球甘藍、その形から円白菜、江蘇では西洋の白菜から洋白菜、包菜、北京では包心菜、上海では巻心菜ともいう。広東では・・・・」

解説文もトリビアの泉のようで面白い。
by feliza0930 | 2013-04-03 22:46 | ・FOOD