●独立記念日~シンガポール旅行②

街に赤いシャツを着ている人が目立つ。今日は独立記念日だ。多目的ホールであるイベントのチケットはとっくに売り切れらしい。

イベントとパレードと花火、これが独立記念日の行事に関しての私の予備知識だった。
でも嬉しいことにそれだけではなかった。
博物館が無料開放していたのだ。
アートミュージアムは見る予定がなかったが、入口にいる係の人が「今日は独立記念日ですからね、無料です。見られてから国立博物館に行かれたらどうですか」と言う。その言葉につられて
中に入る。
無料のせいか、家族連れ、子供が多い。カラフルな現代アートには触れてもOKだった。
館内では子供対象のワークショップをいくつか開催していた。
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国立博物館はIFはシンガポールの歴史展示フロアだった。日帝侵略にはかなりスペースを割いてあった。シンガポールの父、リークアンユーの独立宣言もエンドレスで流れている。
「ちょっとここで(カメラを)止めてもらえないか」と言い、感極まって思わず涙する場面もあった。「中国人のためでもない、マレー人のためでもない、タミール人のためでもない・・・シンガポール人のための国家を作る」彼のスピーチは日本人である私が今、聞いても胸をうつ。

シンガポールの独立後の復興は彼なしでは成し得なかっただろう。シンガポールに住む知人によると民主主義という名のもとの一党独裁政治らしが、それでも経済発展は目覚ましい。
識字率100%、持ち家率90%近く、国民が不満を持たないような政策を次々と打ち出してきた。シンガポールには四つの民族のための祝日が公平にあるそうだ。「中国の日」「マレーの日」「タミールの日」「英国の日」、どの民族も公平に扱おうというシンガポールの姿勢は
多民族国家の範となるだろう。

ところでセントーサ島につながる1kmくらいの遊歩道にはずっと「シンガポール賛歌」が流れていた。
この島にはユニバーサルスタジオや水族館など娯楽施設がある。例えて言うなら舞浜からディズニーランドにつながる歩道橋で「日本って素晴らしい、立ち上がれ日本」みたいな歌が流れているようなものだ。
シンガポール民がいかに自国を誇りに思っているかがわかる。

博物館の2F踊り場コーナーでは、アカペラコンサートを開いていた。バザーで買った国際色豊かな料理を片手に、人々が聞き入っていた。
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by feliza0930 | 2017-08-13 18:55 | ・TRAVEL | Comments(0)